ブランコ乗りのサン=テグジュペリ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.07
  • (27)
  • (42)
  • (16)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 388
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037393

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 少女たちは美しい花だ
    その瞬間にいちばん美しく咲くため
    生きる
    花の命は短いが
    その花を見た人の心には
    永遠に生きる

  • 中身だけではなく、見た目も別々になってしまったラストシーンは印象深い。
    片足を失うというのは、双子の片割れを失くすメタファーのように感じた。

  • 少女サーカスの儚い彼女達。
    儚いが故の強さや美しさがなんとも惹かれる物語。アンデルセン、カフカ。人形のチャペック。サン=テグジュペリが主役だけど、主役じゃない。それぞれ光を放ってる。
    私は凄く好き。

全35件中 31 - 35件を表示

著者プロフィール

1984年、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞し、デビュー。その後も、逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。

「2022年 『雪蟷螂 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紅玉いづきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×