ダンデライオン (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 133
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041130

作品紹介・あらすじ

タンポポの咲き誇る廃牧場で発見された死体は空中を浮遊していた。また都心のホテル屋上で起きた殺人事件では、犯人が空を飛んだかのようにいなくなっていた……。二つの事件を結ぶ意外な秘密とは!?

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目。東京西部の村で放置されたサイロから発見された女性の遺体はまるで空を飛んでいるようだった。ホテルの屋上で議員秘書の焼死体。公安まで出張って来た。

    荒唐無稽なのに読ませる。面白かった。

  • 気になってたカレの過去も明らかになり、シリーズに一区切りついた感じ?今回もまったく予想できない仕掛けで楽しませてもらった。

  • ダンデライオンはたんぽぽのこと。 16年前に失踪していた双子の1人が、空を飛ぶ死体で発見される事件。 読みやすく面白かった。

  • 記録

  • なるほど!そっちからそう来たか!存在を忘れてた。
    3/7/13

  • 一気に読んでしまいました。
    爆発力に欠けるけれども、
    普通に面白い!

  • 鏑木班シリーズの第三弾
    双子の姉妹ってことからなんとなくの想像は働くが
    まぁいつも予想はしないで楽しむのであまり考えずに
    読み進めた
    前作、前々作に劣らず楽しめました
    いくつもの謎から捜査、ひらめきにより
    徐々に真相に迫りつきとめる
    いや~よかったです
    363ページに誤植あり
    このページで野臥が野伏になってる
    箇所がふたつありました

  • 鏑木特捜班第3弾。
    今回は姫野の過去に関わるお話でした。
    お父さんの死の真実がわかったことはよかったんだろうな。ずっともやもやしたままだと苦しい。

    毎回、なんとなくはわかるけどちゃんとはわからなくて、ばーっと読んでしまう。
    まさか双子設定がそもそも違うとは思わなかったー。
    しかもちろっと出てきただけの女の子が重要人物だとも思わなかった。

    「なんであんな男についていってしまったのか?」
    確かにそうなんだよね…読んでたらこいつ絶対だめだと思うんだけど、大学生の咲からしたら、ついていきたくなる人だったんだろうなあ。
    当人にしかわからないのかもしれないけど、なんだか切ない。
    「子どもにはわからないのよ」が悲しい…。

  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    東京の山間部、廃牧場のサイロで、16年前に失踪した女子大生・咲の死体が発見される。咲は胸を鉄パイプで貫かれ空中を飛んでいるようだった。翌週には、湾岸の高層ホテル屋上で殺人事件が発生。犯人は空を飛んで逃げたかのように姿を消していた。警視庁捜査第一課の鏑木班は、二つの事件に公安部の影を感じながらも、密かに捜査を進める。やがて、咲がかつて在籍していた「タンポポの会」という環境サークルにたどり着くが―。

    流石にシリーズ化されるだけ有り安定の内容だった。
    しかも公安を出し抜いちゃうのは爽快だった。

  • 楽しく読みましたが、ストーリー展開など強引すぎる内内容。

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著者プロフィール

河合莞爾
熊本県生まれ。早稲田大学法学部卒。出版社勤務。
二〇一二年に第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞し『デッドマン』でデビュー。他の作品に『豪球復活』(講談社)、『デビル・イン・ヘブン』『スノウ・エンジェル 』『ジャンヌ』(祥伝社)、「カンブリア」シリーズ(中央公論新社)などがある。

「2023年 『カンブリアⅢ 無化の章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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