校閲ガール トルネード

著者 : 宮木あや子

• KADOKAWA (2016年10月27日発売)

感想・レビュー・書評

[くいさんの感想 · 2017年7月2日]

おお、やっぱり結局そうなるんかい！笑
転職って思えるのすごいよね…いいなー←
あと、これは貝塚と良い感じになるんだよねー！？ちょっと引っ張り過ぎなのも否めないけども！！笑
もうシリーズ続かないみたいやけど、他の登場人物も追っかけて欲しいなあ

[a0061878さんの感想 · 2017年6月13日]

シリーズ3作目。自分の憧れの仕事と向いている仕事(校閲)が違うことに気づいて、それでも校閲の仕事を頑張ろうと決めた悦子が良かった。他人を羨むことも妬むこともなく、自分の道を行く悦子を応援したい。

[ともりぶさんの感想 · 2017年6月1日]

楽しかった！ミステリ要素もあるなかで悦子がズバズバ言い当てたり、アフロ君との進展にドキドキしたり。異動があってびっくりしたけど、そこでのもやもやとか納得。

[もちこさんの感想 · 2017年5月31日]

河野悦子、ついに憧れのファッション誌に!?モデル兼作家との恋の行方は?

ファッション誌の編集者を夢見る校閲部の河野悦子。恋に落ちたアフロヘアーのイケメンモデル(兼作家)と出かけた軽井沢で、ある作家の家に招かれて……。そして社会人3年目、ついに憧れの雑誌の編集部に異動に!?

自分のやりたい仕事と、天職は、必ずしも一致しない。
一時は編集部に異動できた悦子だが、憧れと才能の不一致を身を以て痛感する。
同期の森尾も、彼氏の幸人も、自分の才能を発揮できる舞台へ、新しい一歩を踏み出す。
そして悦子も…
悦子の、仕事に対する真面目さ・好奇心の強さには、本当に頭が下がる。
そんな悦子だからこそ、理想と現実の差を呑み込む辛さは相当だったと思う。
えっちゃん、がんばったね。

[まぁみさんの感想 · 2017年5月30日]

すごく面白かった。
ファッション雑誌の裏側も知れたし。
「やりたい仕事と向いてる仕事は違う」
この言葉が胸にささった。

[hosinotukiさんの感想 · 2017年5月26日]

悦子が憧れと現実に気がつくあれこれ．恋と仕事の両方に経験を積んで，新しい世界が開けそうな予感．

[nyonboo48さんの感想 · 2017年5月25日]

前作から間が空いたせいか、人間関係が混乱している。都会に出てきている多くの働き盛りの人にとって、田舎に残っている両親のことは、いずれは真剣に考えなくてはいけないことだと思う。

[chie_eさんの感想 · 2017年5月4日]

17/05/04読了

[menmen01さんの感想 · 2017年4月28日]

面白かった！シリーズ3作目。やりたい仕事と向いている仕事が違うということはよくあること。だけど、まだまだ駆け出しなので、経験を積んでいけば夢にたどり着けるかもしれない。これで終わりという感じもしないし、続きは読めるのかな？

[nerucoさんの感想 · 2017年4月25日]

校閲ガール・第3弾！
ドラマから入って、原作は別物として楽しんでいたけど、ドラマで結ばれることのなかった悦子と幸人の恋の続きを見ているようでちょっと得した気分になった（幸人の雰囲気が全然違うけど）。

最終的に本当に好きなもの＝幸人＆編集者を選ばないという結末は、個人的に意外で、読後すぐは物足りないというか不満が残ったのだけど（もっとエロエロな展開があってもいいのよ！）、改めてドラマを見直してみたり、他の方の感想を読んだりしているうちに気持ちが変わってきた。やりたいことと向いていることは必ずしもイコールではないという現実。それを受け入れて、悦子はまた校閲者としてのレベルを上げたのではないか。尺的に描くのが難しかったかもしれないが、お仕事ドラマであるならば、こういう結末のほうがよかったのではないか。ドラマにばかり言及して申し訳ないが、Lassy編集部でボロボロになるえっちゃんが見たかったし、そのうえで校閲を天職と言えるようになるえっちゃんが見たかった。

幸人との官能的な展開もドキドキしてよかったけど、結果、仕事についてすごく考えさせられた。やりたいこととやれることが重なっているのはものすごく幸せなことなんだなあと。これで完結なのでしょうが、ここまで全部面白かったです。読めてよかった。

著者プロフィール

1976年神奈川県生まれ。2006年『花宵道中』で女による女のためのR-18文学賞の大賞と読者賞をW受賞しデビュー。『白蝶花』『雨の塔』『セレモニー黒真珠』『野良女』『校閲ガール』シリーズ等著書多数。

「2023年 『百合小説コレクション　ｗｉｚ』 で使われていた紹介文から引用しています。」