獄の棘 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 172
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046203

感想・レビュー・書評

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  • お久しぶりです,大門剛明さん。
    社会派ミステリといえば大門剛明!
    好きな作家さんの1人です。

    刑務所を舞台にした小説。
    弁護士や警察官が主人公の小説は
    今までたくさん読んできたけど,
    刑務官が主人公は初めて。
    あー面白かった。
    看守業務の中で起きる不可思議な出来事を
    新米刑務官・良太が解き明かしていく。

    特に「矯正展の暗号」と「獄の棘」が
    感動あり考えさせられることありで
    面白かった。

    連作にはなっているけど短編集なので,
    なかなか長時間読書できない人にも
    読みやすいのではないかなと思う。
    ミステリーが好きな方,ぜひ☺️

  • 22青森県の刑務所を舞台にした連作短編集。新米刑務官を語り手にして、看守業務のなかで起きる謎を解いて行くという形でなかなか面白かったWOWOW連続テレビ化の表紙。

  • 『ヒトヤノトゲ~獄の棘~』
    WOWOW/毎週日曜放送
    2017年3月19日から

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著者プロフィール

1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞、及びテレビ東京賞をW受賞。ほかの著作に、『罪火』『確信犯』『共同正犯』『獄の棘』など。

「2023年 『正義の天秤 毒樹の果実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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