- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041060575
感想・レビュー・書評
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2月-20。3.5点。
警察学校で同窓だった、主人公達。同窓のひとりが自殺。
自殺に怪しい点があるとみた捜査一課の同窓生、所轄の女子刑事と捜査に当たる。
シリーズ第一作。読みやすい。
次作も期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「教場」といえば長岡弘樹氏の作品の方が有名ですが、私は本作の方が面白いと思います。著者の男性描写にやや難はあり主人公の五味の心情変遷にはやや微妙な点もありますが、長岡氏のような変な持って回った粘着性の後味の悪さからすれば、すっきりと読めます。プロットも割と良くできてると感じました。これから続編にいきます。
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なかなかいい。シリーズ読破決定。
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警察学校教官・守村が首吊り死体で発見された。捜査一課の五味は、府中署の綾乃とともに捜査に乗り出す。守村は五味の警察学校時代のクラス(教場)の仲間だった。恋心を抱いた同期、自殺した問題児、旧陸軍学校だった中野校から新設された府中校への移転。当時の出来事が守村の死に関わっているのか?妻を亡くし、忘れ形見の娘と暮らす五味は、かつての仲間たちを調べ始めるがー。
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警視庁53教場シリーズ。警察学校の教官が自殺し、捜査一課の五味刑事が真相解明に乗り出す。自殺した教官と同期だった五味との警察学校時代の16年前と現在とが行きつ戻りつ展開していく。結末自体はスッキリしたものではなかった。同期の深い絆の中に異端が入り込んだがために起きる出来事が気の毒。