警視庁53教場 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041060575

感想・レビュー・書評

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  • 2月-20。3.5点。
    警察学校で同窓だった、主人公達。同窓のひとりが自殺。
    自殺に怪しい点があるとみた捜査一課の同窓生、所轄の女子刑事と捜査に当たる。

    シリーズ第一作。読みやすい。
    次作も期待。

  •  反転の仕方が、ちょっと優しい。

  • 「教場」といえば長岡弘樹氏の作品の方が有名ですが、私は本作の方が面白いと思います。著者の男性描写にやや難はあり主人公の五味の心情変遷にはやや微妙な点もありますが、長岡氏のような変な持って回った粘着性の後味の悪さからすれば、すっきりと読めます。プロットも割と良くできてると感じました。これから続編にいきます。

  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    警察学校教官・守村が首吊り死体で発見された。捜査一課の五味は、府中署の綾乃とともに捜査に乗り出す。守村は五味の警察学校時代のクラス(教場)の仲間だった。恋心を抱いた同期、自殺した問題児、旧陸軍学校だった中野校から新設された府中校への移転。当時の出来事が守村の死に関わっているのか?妻を亡くし、忘れ形見の娘と暮らす五味は、かつての仲間たちを調べ始めるが―。警察学校小説シリーズ、堂々の開幕!!

    最後の最後でかっこいい五味がそうなっていたのか(T_T)。ストーリーは面白かったが・・百合はそこまで入れ込むほどの女性なのかは最後まで疑問だった。

  • 最後のどんでん返しがものすごく心地よかったー!

  • 教場ものを好きな人はぜひ!と言いたいところだが、後半は無理矢理感が残るのと、シリーズ化が決まっているためか登場人物イントロダクション感が強い。
    こんなに癖の強い人たちばかりで大丈夫なのでしょうか。
    特にお嬢さん。キャリアへの道まっしぐらか?

  • なかなかいい。シリーズ読破決定。

  • 警察学校教官・守村が首吊り死体で発見された。捜査一課の五味は、府中署の綾乃とともに捜査に乗り出す。守村は五味の警察学校時代のクラス(教場)の仲間だった。恋心を抱いた同期、自殺した問題児、旧陸軍学校だった中野校から新設された府中校への移転。当時の出来事が守村の死に関わっているのか?妻を亡くし、忘れ形見の娘と暮らす五味は、かつての仲間たちを調べ始めるがー。

  • 2018.3.15.ツイッターで知った作品。警察学校を舞台にした作品といえば『教場』だが、これもまた骨太の作品だった。長岡さんとの対談も読み、お互いにリスペクトされている雰囲気があり、とても楽しみに読んだ。主人公の五味についてその対談で意味深な発言を長岡さんがされており、なんだろう〜と思いながら読んだが、最後驚かされ!そして続編?の期待が膨らまされ、とても良かった。

  • 警視庁53教場シリーズ。警察学校の教官が自殺し、捜査一課の五味刑事が真相解明に乗り出す。自殺した教官と同期だった五味との警察学校時代の16年前と現在とが行きつ戻りつ展開していく。結末自体はスッキリしたものではなかった。同期の深い絆の中に異端が入り込んだがために起きる出来事が気の毒。

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著者プロフィール

『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

「2023年 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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