- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041060575
感想・レビュー・書評
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この小説を読むと警察官になる人が皆無になる(笑)
病んでる精神の人ばかりの小説が狙いかと思ったら、しっかりしたナゾが回収されていた
でも、この設定は五味警部補の為の作品だと思ったが、それを土台にシリーズ化されて多くの物語が書かれているのには驚き詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吉川英梨『警視庁53教場』角川文庫。
またもや吉川英梨が新たな警察小説に挑んだ。タイトルにある『教場』から想像したのは長岡弘樹の一風変わった警察小説であったが、本作にはそこまでの雰囲気は無い。
捜査一課の五味と綾乃が五味の警察学校時代の仲間、守村の変死事件を捜査するというストーリーだ。そして、事件の捜査と平行し、五味と事件の関係者の過去が少しずつ明かされるという、有りがちな構成である。
前半はそこそこ楽しめたのだが、後半を過ぎると余りにもぶっ込み過ぎで、結局はスッキリしない結末だった。本作はシリーズ化のための序章といった位置付けで、まんまと作家の儀式に付き合わされたようだ。 -
警察学校時代の同期が自殺した。現場の痕跡から殺人の可能性を考えた五味は、その背景にかつての警察学校時代の出来事が絡んでいると疑い…
現在と16年前を行き来しながら徐々に事件の全貌が明らかになっていく。
大きなどんでん返しはないが、全体に読みやすくあっという間に読めてしまった。3.5 -
読みやすく、盛り上がる場面が散りばめられてて面白かった。
警察学校の生徒たちの行動に関して、少し無理があったのが引っかかってしまったけど。 -
2月-20。3.5点。
警察学校で同窓だった、主人公達。同窓のひとりが自殺。
自殺に怪しい点があるとみた捜査一課の同窓生、所轄の女子刑事と捜査に当たる。
シリーズ第一作。読みやすい。
次作も期待。 -
ちょっと伏線モリモリ過ぎでは。