自然に生きる力 24時間の自然を満喫する

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 73
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041093788

作品紹介・あらすじ

「淡々と」
「不要なものは何ひとつ持たず」
「目の前の作業に没頭する」……

モンベル創業者にしてアウトドアの達人が、
「非日常を、自然体で楽しむ」考え方を伝授。

今こそ、現代人に必要な「自然に生きる」力とは。


(目次)
第1章 24時間の自然を満喫する
第2章 不要なものは何ひとつ持たない
第3章 山には文学がある
第4章 ただ「一歩先」へ
第5章 「なんとかなる」
第6章 「好き」を仕事にする
第7章 アウトドア義援隊

感想・レビュー・書評

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  • 著者は言わずと知れたモンベル創業者、辰野勇さんのエッセイです。
    大好きな野田さんのエッセイに度々登場していたのでその存在はモンベルがこんなに大きな会社になるずっと以前から知っていました。
    カヌーの達人ですしね。

    本書の中の、楽しみ方は人それぞれ、という考え方に特に共感しました。
    静寂の中で得られるものも人それぞれ、自然から受け取るものも人それぞれ。
    私自身は自然の中に入ると、心が清涼感に包まれる感覚になります。
    これもひとつの心の浄化なのかな。
    これからも、私の感覚で自然と向き合いたいです。

    それと、アウトドア義援隊を結成し物資と共に人員を派遣し、阪神淡路大震災のころから被災者支援を行っていたことは知らなかったのでとても感銘を受けました。
    アウトドア体験が災害時の対応に役立つことはわかっていても、それを実践し続けることはなかなか出来るものではないし、こういうプロ集団の支援は心強いだろうなと、とても温かい気持ちになりました。

    モンベル商品、今もたくさん利用させてもらっていますが、これからも応援していきたくなりました。
    だけど、オシャレ感がイマイチないので(爆)その辺りは頑張ってもらいたいな。

  • 私は複数のモンベル製品を愛用している。どれも一定の性能があり、なにより安い。アウトドアの敷居を低くしているトップランナーは、間違いなくモンベルだと感謝している。
    そのことは脇に置いて本書の感想。著者の過去の栄光や自慢話が目立つ。アウトドア関連のことも、中級者以上なら感じていることばかり。ボランティア活動など社会貢献度の高いことを行っていることは理解できたが、読み物として面白いとは思えなかった。

  • 登山、キャンプ、旅、自然を通じて得ることができるものをたくさんあるな。

    もっとたくさんの人に自然を感じてもらいたいよなぁ

  • 人生は選択の繰り返し。
    どちらが正解、不正解という答えはない

    できないと言うか、やらないと考えるか

  • 多数の登山経験とそれに伴ってしまう遭難事故、各種災害に遭ってきた著者が言いたいことが簡潔にまとまってて読みやすかった。

    生きているだけで幸せ
    好きなことをやったらいい
    なんとかなる

    それらを体現した人生が伝わってきました。

  • 有言実行している経営者。身近に山で亡くなった友人がいる経営者はそうはいない。自分の経験に基づいた製品構成と規格。グッズ愛用してます。

  • 自然に触れたくなる一冊

  • モンベル創業者の人生のストーリー。かなりパタゴニアに近いものがあった。

  •  自転車で世界を旅する家族もいます。著者、辰野勇氏は、幼稚園の送迎バスをキャンピングカーに改造して日本を旅しながら仕事を続けたそうです。「自然に生きる力」24時間の自然を満喫する、2020.11発行。断捨離精神の究極は登山装備だと思いました。つまり「必要なものは何一つ忘れてはならない。しかし、不要なものは何一つ持って行ってはならない。」自然には浄化作用があり、自然の中に身を置くと野生(今を生きる姿勢)が蘇る。生きる力に必要なものは、集中力、持続力、判断力。著者の朝起きると一番楽しいことを考える。真似しますw

  • モンベルの創業者の辰野さん。
    忘れてた大事なこと、思い出させてくれました!!湧き出る自分の想いから答えを出すことを大事に前に進みます。

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著者プロフィール

株式会社モンベル創業者、会長。登山家。京都大学特任教授。1947年大阪府生まれ。少年時代、ハインリッヒ・ハラーのアイガー北壁登攀記「白い蜘蛛」に感銘を受け、山一筋の青春を過ごす。69年アイガー北壁日本人第二登(当時世界最年少)を達成。70年日本初クライミングスクール開校、75年登山用品メーカー・モンベル設立。91年日本初の身障者カヌー大会をスタートさせるなど社会活動にも力を注ぐ。東日本大震災では、阪神淡路大震災以来の「アウトドア義援隊」を組織しアウトドアでの経験をいかした災害支援活動を指揮

「2020年 『自然に生きる力 24時間の自然を満喫する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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