ナミヤ雑貨店の奇蹟

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.02
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本棚登録 : 10868
感想 : 1560
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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041101360

感想・レビュー・書評

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  • 読んで良かった最高の一冊。
    奇跡って言葉は自分の選択を信じて、行動した人にだけおこる。
    久々に心暖まる一冊に出会えた。

    • ひさまるさん
      読んで良かった最高の一冊。
      読んで良かった最高の一冊。
      2023/11/04
  • 白紙の手紙への回答
    人生は無限大
    未来は自分で作っていく
    5つの話が全てつながっていて、やはり東野圭吾すごいなと思えた作品

  • ナミヤ雑貨店に寄せられる悩み事。
    たまたまその店に入った犯罪者3人が悩み相談に乗るという物語。
    章ごとに登場人物が切り替わり、それぞれの視点で物語は進んでいく。徐々に登場人物の繋がりが明らかになっていく展開は面白かった。
    ただ全ては決まった通りに進んで変わらないみたいな物語感を覚えてしまい微妙。

    深刻であればあるほど匿名のほうが相談しやすいという気持ちは何となく理解できた。匿名だからこそ、自身の醜い部分など本音を伝えやすい部分はあると思う。

    大体の相談者は自分の中で答えはほとんど決まっており、納得できない答えは都合のいいように解釈したり反論する。匿名で与えられる影響力は少ないが、それでも多少の影響は与えられる。相談をすることによって相談者が一歩足を進める手助けが出来るのは間違いない。
    真剣な相談に対して返答をすることは責任感がなければできないことだと感じると共に、そんな場所があることは素敵なことだと感じた。

  • 最高だった〜

  •  手紙で悩み相談に答えてくれるというナミヤ雑貨堂をめぐる短編集、最初のうちは独立した物語だったが、次第に物語同士が重なり合ってくるという構成。読みやすい本ではあるが重厚なストーリーではなくて、気軽にちょっとした感動を得るには適当な物語。

  • ビートルズで黙祷の話が好きでした。
    とても素敵な話。

  • 人と人との思いもよらぬ繋がりが面白く、感動の物語です。

  • 手紙が時空を超えるというファンタジー要素はあるものの、本筋としては感動したりほっこりするようなエピソードばかりです。悩みを抱えてナミヤ雑貨店に手紙を出した人々が、手紙の返事を受け取ることによってそのあとの人生をどう生きていくのか、どんな奇蹟が起こるのかが見どころ。

  • ほっこりと心穏やかに、また前向きな気持ちにさせられる一冊。
    前半は何かよく分からず短編集?と思ってしまうほど。しかし読み進めていくほどに推理してしまい引き込まれていくのでサクサク読める。
    中盤あたりから絡まってた糸が一つずつ回収され前半の内容と繋がりだして驚きと感動で満たされていく一冊で私はこの本が大好きです。
    出会いも出来事もなにか意味があるのかなと考えるようになったり、人との縁も大事にしようと思える、たまーにまた読みたくなる。

  • 名作中の名作。色んな人達が相談にくるが、その人達は色んなところで繋がっていく。心温まる話。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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