さとり世代 盗んだバイクで走り出さない若者たち (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 476
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105436

感想・レビュー・書評

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  • さとり世代の傾向がかいてあり、若者向け企画を計画する際に参考になる。
    遊びたいが金も住むところもはない。けど時間はある。

  • さとり世代の大学生との議論。
    全体の代表ではないかもしれないが、SNSでつながっていることもあるので、そう差はない?
    ゆとり世代と言われるだけで憎悪の炎が燃え上がる身としてはさとり世代という言葉がもっと広まってほしい。
    経済は低迷し、SNSでつながっているのが常態化した結果、悟るしかなかったとのこと。
    先は見えないし、同時に情報過多で先も見えるなら、当然の帰結とも言える。
    自分もコスパやリスクをめちゃ気にするので頷けるところは多い。
    SNSでつながるのすらイヤな身としては、そのへんはよくわからなかった。
    女性の社会進出が叫ばれているが、悟り世代女子は大変なので別にしなくてもいいと思っている。
    男が弱くなった、女が強くなったというのはいいことだと思う。

  • 113さとり世代
    ・情報通で冷めた世代:情報が溢れ、ネット上で疑似体験ができる。思い込み力が減る
    ・欲望の総量は変わっていないけど、複数回の付き合いによる少額のちょこちょこ消費が増え、欲望の量が減ったように見える’

  • 若者についてのラベリング(笑)を得意とする博報堂原田さんの本。そんなアホなと思うこともあったけどまぁ納得できることもあるし読んで損は無かったかなと言ったところ。ただこれを読んで他の世代が所謂さとり世代はこういうもの、という理解をされると困るな。

  • 普通

  • 「さとり世代」(=さとった風世代)に焦点を当てた本。対談形式なので少し読みづらい。
    「小額ちょこちょこ消費」「経験消費」「ネタ消費」などは今の私達30代にも通じるところがある気がする。「安かろうそこそこ良かろう」の商品が増えている今、「安かろう悪かろう」の「バブル世代」とは、消費の考え方が変わってしまっていると思う。
    見栄をはらずにエコで自然体で生きていくのも素敵だが、他人の目を気にしすぎずに、「行動力」「必要な無駄」を彼らには手にしてもらいたい。

  • まあでもこの本に出ているのはそこそこの大学に通う「いい子」だからね。ある世代のある階層についての特徴と思ったほうがいいかも。それにしても「ステレオって何ですか?」には参った。

  • こうして文字にされたものを読むと「さとり世代とかマジムカつく^^;」となるわけですけれども、実際に話したりするとまあ、違う印象を持つんでしょう…きっと…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、まだ大学生だからね…といった感じですかね。思えば僕ちんも社会に出る前、当時はもうネットもありましたからネットで要らぬ知識をあれやこれや詰め込んでいた…ような気がします。社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    彼らもまた、きっと僕以上に色々な知識を蓄えこんでいるのでしょう…

    けれどもインターネッツだけでは分からないのが現実の社会でして…社会の厳しさ? みたいなものにブチ当たった時、彼らがどう考え、行動するかに興味がある僕ちんなのであります…

    いや、実際はあんまし興味ないですかね。他人のこととかどうでもいいし… ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    おしまい…。

  • なぜ、の部分が解明されず、消化不良。対談形式なので読みづらい。
    空気を読むのはいつの時代も変わってないような……。ツールと情報伝達のスピードの違いかな。
    トレンドを作ってるのはむしろ社会で世代は関係ないような気もする。
    対談を読み解くというより著者がリードしているように思う部分もあった。

  • 久々の新書でした。
    私も88年生まれの「さとり世代」として、この本には共感するところが多くありました。
    その中で、「さとり世代は受け入れ体質がある」というくだりがあって、当事者意識がないことの裏返しなのかもしれないけど、世の中を変えたいというより変わっていくものに対応していくというという特徴に深く同意。まさにこれから行われるであろう選挙に対する感覚が同じだった。
    登場する大学生たちは私よりもさらに若く、デジタルネイティブというより「SNSネイティブ」だと思う。それぞれのサービスの使い方とか考え方とか多少違うし、自分が高校の時にLINEがなくてよかったって思いました。だって、面倒臭い。(←これもさとり世代の特徴)
    同世代がこの本を読んでどういう感想を持つのか議論してみたい気はする。

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著者プロフィール

マーケティングアナリスト

「2022年 『Z世代に学ぶ超バズテク図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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