殺人者の白い檻

著者 :
  • KADOKAWA
3.23
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本棚登録 : 411
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041123591

感想・レビュー・書評

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  • インスタでおススメされてて読んだ本!

    うーーーん。
    設定などなど面白いには面白いんだけど、とてつもなく静かに終わる。笑笑!

    え!?まじ!?なんで!?

    ってなりそうなオチなのに、

    はぁーへぇーあーそうなんだぁー
    そぅかーでぇーそうなる感じぃー

    みたいな。盛り上がりがないのよね。笑笑

    いや、そこそこびっくりする設定なんだけどね。あ、そんなふうになっちゃう?みたいな。
    ただ、ずーっとやたら静かなのよ。

    主人公の気持ちも起伏少なめだし、周りで起こる些事も、そんな感じなのよ。

    わたしの周りで別に事件なーんにも起きてないけど、わたしの普段の生活の方がやべぇぞ。って思うくらいに、やたら静かに終わります。

    もう少し、どうにかならんかな。笑笑

  • 筋は途中で明らかになった

    でもそれがテーマではないようだ。ミステリーというより、医師が手術にどう向き合うのかってほうが主題に感じる。それでも助けるのか? 暗い真実の中、ただ愚直に任務を遂行するのがヒポクラテスなのかなぁ。理解を少し超えた部分もあるってのが、読者の率直な感想だ。

    医師は神ではないからそこに判断は差し挟むことはよろしくない程度に理解しようかな。

  • 最後よかった。

  • 被害者遺族の医師の元に緊急搬送された患者は、両親を殺害したとされる死刑囚だった。
    遺族として、医者としての葛藤を描くのかと思いきや、それももちろんだけど、ミステリ要素もあった。
    少しご都合の所もあったけど読みやすく、人間の心理、行動から謎解きをされる印象の筆者の持ち味が出ていたような気がする。

  • 関係者が揃いすぎてはいるものの、一気読みさせられる面白さ。

  • 最後手を握るのは生かすためなんだよね。
    見えなくても意識がなくても五感どこかで覚えてるもんだと思う。

  • 刑務所の隣にある病院……。
    何やら特殊な環境で、予想もしえないこともあるんですね。
    脳外科医として勤務する彼は、6年前に父母を強盗に殺害されたことを切欠に、精神が不安定に。ある日、隣からクモ膜下出血の患者が。その患者は、両親の命を奪った死刑囚……。
    医者と患者という関係で向き合う内に、違和感が押し寄せる、何かが違う……

  • 手のひらは覚えている

  • 手術シーン、リハビリシーンは詳細
    なのに登場人物の心理描写が少ない

    優秀な脳外科医の割に、明らかに脳卒中の症状出てる人に対して受診を勧めるだけと言う事に違和感しかない

    リハビリ中に事故死した患者の息子さん、医師に自分の話を聞いてもらう、それだけで納得しちゃうの?

    真犯人はいつ告白文を書いたのだろう
    2人殺害しさらにもう1人手にかけようとしたのにどうして真相を告白する心境の変化に至ったのか
    もう少し葛藤など読みたかった

  • 面白かった。
    半分くらいで、犯人も結末も予想できてしまうが、一気に読める。
    冤罪に気づく病い、真犯人を特定する手法、事故死した父と入院してきた息子など、散りばめられたネタはむしろ短編向きなのでは、と思った。

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車」で小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」の1位、「本屋大賞」6位などベストセラーとなった。他の著書に『線の波紋』『波形の声』『群青のタンデム』がある。

「2022年 『殺人者の白い檻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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