転職 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 221
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041125359

作品紹介・あらすじ

野球選手への道をあきらめて外資コンサルに就職した小野健一は、持ち前の体力でプロジェクトを成功に導く。その後、仕事の面白さに目覚めた小野は外資企業への転職を繰り返し、様々な業界を渡り歩いていく。

感想・レビュー・書評

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  • マーケティングを積極的に学び、体力と行動力で実践し、次々と高次のレベルにチャレンジしていく野心家のビジネスパーソンを描いている。徒手空拳で生まれた人のビルディングス・ロマンと言えるが、平たく言うと立身出世の物語かな。

  • 直近30年実際に働いてきた主人公の実話に基づいた話で、外資系複数社の内部(新人研修/マーケティング)を覗ける魅力的な内容だった。学生のうちにこの本に出会いたかった。就活中の人や、入社1〜5年目の人に薦めたい。

  • 読みやすく、仕事に対して前向きになれた
    小説の中とはいえ、前向きに挑戦することの
    大事さを思い出しました

  • ビジネスサクセスストーリー

    サクサク成功していく(実際はかなりの努力や忍耐もあったと思うがそのあたりは細かくは描かれていない)ので物語としては物足りないが、挑戦、信念、情熱のつまった話だった。

    マーケティングなどの勉強にもなった…

  • 経済小説と言えば、高杉良さん。 やはり読み応え満載でした。主人公の小野健一曰く、現在の日本ではか価格を下げる競争に慣れすぎて価値を上げる努力をする企業が少ない。消費者も品質が良くて安価であることが当たり前となり、品質と価格のバランスが崩れている。日本の企業は自分で自分の首を絞めているのだと思う、とのこと。
    そうかもしれない。給料があがらないわけですよね。


  • ノンフィクション。

    ビジネスサクセスストーリー……

    軸がぶれないこと、論理的思考ができること、信頼できる仕事相手をみつけること、かな

  • すごくリアルな小説だなーと思った。あとがきによると、娘婿さんの話のほぼ実話らしい。一部よく知っている業界の話が出てきたので(笑)、結構身につまされた。

  • 【転職】
    高杉良さんの著書。
    野球一筋で頑張ってきた主人公健一が、最初に就職先として選んだのは外資系コンサルティング会社。
    そこから様々な課題をクリア、そして新たな会社に転職をして更なるキャリアアップをしながら、新人時代から『社長になる』という目標に向かう奮闘記です。

    健一の凄いところは、仕事はもちろん家族のこともしっかり考えながら自身の目標に邁進するところです。

    私も新たな地に活躍の場を求める者として、健一の生き方にとても共感、レベルは全然及びませんが自分を信じて前に進むところは同じです。
    どの会社で仕事をするのも自分次第、そしてその経歴はその人にしか体験できないものです。

    今の私にとてもハマる著書です。

    これから転職を考えようとしている人、また今の仕事で悩んでいる人は必読していただきたいです。

  • すぐに読めた。

    こんな生き方は難しいけど、やってみたい。
    ノンフィクションですよね。

  • 面白かった
    社会人として、お仕事小説は共感できる部分が多いためより楽しんで読めると思っている。
    サクサク進むし困難はあってもしっかり解説して前へ進んでいくため、読みづらさもない。
    明日からの仕事のモチベーションが少し上がること、仕事に対する自分の姿勢を見直す良い機会になるのではないだろうか

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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