拝み屋怪談 花嫁の家 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 223
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041128145

作品紹介・あらすじ

その家に嫁いだ花嫁は、必ず死ぬ。これまでも代々の花嫁は数年の内に亡くなっていた。この家に嫁いだ女性から相談を受けた著者は、何度も不可解な現象に悩まされることとなり……。戦慄の怪談実話集。

感想・レビュー・書評

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  • 本当に実話なのかと思うくらい現実味がなく恐ろしく怖い!

  • 出た!出た!出ました!キタ━(゚∀゚)━!
    最強クラスの怖さ!:;((°ө°));:
    やべーぞ!マジで!(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
    マジこれ実話?って思うぐらいにヤバい!Σ(||゚Д゚)ヒィィィ
    もう〜郷内心瞳先生スゲェ〜わ(灬ºωº灬)

    前作『怪談始末』も怖かったのですが……
    こちらも期待を裏切る事なくだいぶ怖い(; 'ω')ゴクリ
    今回も郷内先生の元に相談に来られた人が体験した怪異を怪談として収録しているのですが…
    …………
    ふぅ……www
    あらすじすらネタバレになりそうで怖いwww
    今回はどう書いていいかわかんねーっす!www

    もう〜とにかくね!衝撃的&ホラーのおかげで
    鳥肌立ちまくり!!途中何度もこれ実話だよね?
    だよね?だよね?DA.YO.NE〜♪と自問自答、(ง ˙ω˙)ว
    しかーーし!( •̀ω•́ )✧
    読む手は止まらない!!それは怖さも去ることながら
    ストーリーも抜群に面白いからなんです!!
    必然的に一気に読み終わり、
    読後は放心状態でチ━━( ꒪⌓꒪)━━ン・・・

    この夏にホラー小説を欲してるあなた!!
    あなたに是非読んでいただきたおすすめな作品です!!
    最後にはなりますが……
    これを実体験した郷内先生スゲェっす!✨⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝
    マジ、ハンパね〜っす。(՞⸝⸝o̴̶̷̮̬᷉ࡇ̠̏o̴̶̷̬᷉⸝⸝՞)

  • 恐ろしく怖いと聞いたので、気になって新年早々読んでみた。
    実際の拝み屋さんが書いてるので、先祖供養や祓いについてや、相談者への説法の仕方などについてこと細かく描かれていてて面白かった。
    安全祈願等地味な案件がほとんどらしいが、この作品の話は恐ろしすぎるなと思いました。
    正直実話であると信じられないくらいの内容でした。

  • 夏に向けて寒くなる一冊

  • 紙の本が絶版になってしまってからだいぶたっていたそうで、1度は図書館から借り、初めて読んであまりの出来に感動して電子書籍を購入し、以降シリーズを読んできました。
    そしてこの度念願の再販ということで、もうもってはいるのですが紙の本として購入いたしました。
    読み終わったので、ホラー好きの母へ貸しています。
    感想を聞くのが楽しみ。

    ホラー小説は色々読みましたが、まるで映画のように凄いドラマティックというか、構成がすさまじいです。
    先々のシリーズにも影響する作品なので、これがやっぱり何より怖いです。怖くて面白い。
    実話のような体で書かれてますが、本当なら本当で怖い!と思いながら楽しめるし、エンタメとしても楽しめるし、伏線回収が凄まじすぎです。
    どんでん返しといいますが、郷内先生の掌で転がされ続けている気もしなくはないです(笑)

  • 長らく絶版になっていた幻の実話怪談が再度出版、という事で手にしてみた。
    終盤の巻き返しのような恐怖は流石だが、それに至るまでが長い。個人的にはそこまで怖いかな? という印象でした。

  •  再版まで長く待たされたこの本。もう舐めるように読みました。構成の妙と作者自身の生業に対しての矜持を再三読まされるが、違和感はない。呪いや祟りなどありえないのだ。でもあるとしたら、、、こんな壮大な話になる。ある『家』の過去を延々と探っていく前半の厚みに堪能し、後半の「花嫁の家」はオーラスのカタストロフまでしっかり編み上げており、至福の読書体験だった。こんな長尺実話系大歓迎。

  • 絶版だった。
    手に入れられ無かっただけに、ずっと読みたかった。
    大変に興味深く且つとても楽しく読んだ。
    横溝正史作品の中にある様な、エログロ的なタブー感。
    全の心得が違うおかしさ。歪んだ信仰の対象。
    拝む方も拝まれる方も、いずれも酷い始末な有り様。
    宿る冥い充足感。盲信する者に道理は通らない。
    だれもかれも皆遠くへ逝ってしまった。
    自分には『カアサマ』が何に視えるのだろうか。

  • 怖いというより悍ましい。忌まわしい。怖いのは人なんだけど、いわゆる「ヒトコワ」とも違う。人の想いがとんでもないものを呼び寄せる。または生み出す。人智を超えたそれに、人はまた狂信的なまでに縋る。それは更に力を得る。そのループを繰り返すことが怖い。『壊れた母様の家』を先に読んでたから安心して怖がれたけど、こっちが先だったら眠れなかったと思う。

  • 怖い怖いと聞いていましたので、すごく期待して読みました。読む前にまず表紙がいい。そして中身は純和風ホラー。最初は短いストーリーが続き、いまいちどういう展開なのか、互いの話が何か関係がないのかあるのか。よくわからず。ところが家系図の話が出てくると、ゾワっときました。できればこの家系図。実際に本に載っていたらもっと怖そうで良かったと思います。大きくは2部構成なのでしょうが、これも微妙に繋がっていて、こういうつながりが怖いなあと思いました。もう少しこのシリーズ読んでみたいと思いました。

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著者プロフィール

1979年、宮城県生まれ。郷里で拝み屋を営む。
2013 年、「調伏」「お不動さん」の2作で第5回「幽」怪談実話コンテスト大賞を受賞。受賞作は『怪談実話コンテスト傑作選 お不動さん』に収録されている。著書に、最新刊の『拝み屋念珠怪談 緋色の女』(角川ホラー文庫)、『拝み屋備忘録 怪談火だるま乙女』(竹書房怪談文庫)のほか、『拝み屋怪談 怪談始末』をはじめとする「拝み屋怪談シリーズ」、「拝み屋備忘録シリーズ」、「拝み屋異聞」シリーズ(イカロス出版)がある。「拝み屋怪談」シリーズはドラマ化された。

「2021年 『拝み屋奇譚 災い百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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