「ガンダム」を創った男たち。 下巻 (カドカワコミックス・エース)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041210079
作品紹介・あらすじ
1978年、富野ヨシユキは昔の同僚である安彦ヨシカズの元を訪れ、あるアニメの企画書を手渡す。その企画書こそ、後に一大ブームを巻き起こす国民的アニメ『機動戦士ガンダム』だった…。
感想・レビュー・書評
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「機動戦士ガンダム」制作の舞台裏を描いたフィクションのようなノンフィクションのような物語。ガンダムの企画立ち上げから低視聴率による打ち切り、その後のブレイクを経てアニメ新世紀宣言大会までを描く。富野由悠季、安彦良和、大河原邦夫などをモデルにしたりと人々が無駄に熱く活動する。明らかな誇張と脚色ではあるけど、これくらいの方が当時の熱気は伝わるのかも。
ガンダムの小説版読んでそのアダルトな描写にいろいろ膨らんだ少年(のちの福井晴敏)のエピソードはとてもよくわかる。 -
ガンダム創世記の後編。後、十年くらいしたら、その後のガンダム狂想曲や、迷走時代のこともマンガにしてほしい。
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本作誕生に至る著者の捨て身の特攻に・・・(笑)
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僕も含め、ただのガノタの聖書。
この歳になっても、嫁さんにふーんされようと、ガンダムグッズを買う。それが何故か?その答えがあった。
ガンダムが好きな人は老若男女問わず、ことごとく、全話鳥肌がたつ。 -
ギャグマンガなのに熱い。
マンガとして最高の演出かと。 -
ガンダム放映後~映画化あたりまでと、短編エピソードをいくつか収録。
上巻同様の熱さと、マンガ的演出で読んでいて楽しいです。(´∀`*) -
当時の熱い空気が伝わってくる!
『イデオンを創った男たち』も描いてほしいなぁ。。。w -
面白おかしく嘘八百でデフォルメしていた話が回を追うごとに「事実に基づくフィクション」になり、確信犯的に話半分で熱く激しくセンチメンタルに語られる『ガンダム』伝。もうこれが事実でいいよ!
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歴史には、色々と因果があってその帰着として、有名なエピソードに繋がったりする。
本作は、そこらへんをスパーっと差し置いて、単純にそのエピソードだけを見せてくる。その思い切りの良さが素晴らしい。
本当作者には、この路線でもっと近代偉人伝をやって欲しいです。