蛮賊ども (角川文庫 ふ 2-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041638033

感想・レビュー・書評

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  • 2021.12.4読了
     白人国家ローデシアから黒人国家ジンバブエ共和国へ移行した直後の1980年代の話。白人オズボーンが国外脱出を決意、財産持ち出し目的で2億6千万ドルの金塊と九人の傭兵を乗せた列車で南アフリカを目指すように指示した顛末。
    確執のある日本人兄弟が敵味方に紛れていたり登場人物多数でちょっとわかりにくい。オーナーのオズボーンや主人公らしき日本人兄弟も含めてほとんどの人物が死んじゃう。が、ジンバブエ誕生後の国内情勢のお勉強にはなる。

  • 昔読んだ本

  • 船戸さんらしい金塊をめぐるブルジョワと傭兵とゲリラのお話。その後の小説に設定や小道具が生かされてることを思うと面白いけど、この本単体では、ページ数の割には書き込みたい人が出てきすぎて消化不良な感じ。荒々しさがよい反面、最後の片付けかたがなげやりすぎてなんだかな。でも、船戸作品はやっぱり好きww

  • あまりにも荒唐無稽。
    日本人が登場する意味が良く分からない。。

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