珊瑚の島で千鳥足 続「ばらとおむつ」 (角川文庫 き 9-68)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041673706

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  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:916||G
    資料ID:95090280

  • 銀色家のドタバタな日常。
    しげちゃんは祖母に似ているらしい。

  • 2012年6月12日(火)、読了。

  • 銀色さんのお兄さんせっせの母親の介護&財産処分の苦労日記。
    介護の大変さとか、土地をたくさんもっていても管理していくのは
    本当に大変だとか、普段あまり知ることの出来ないことを
    重くならないよう面白おかしく書いてある日記で
    本当に飽きさせず、読ませられる。
    せっせさんの変わった人っぷりも笑わせられるし
    親戚など個性の強い人の話も興味深いし、
    そこに銀色さんのするどい突っ込みが入っていて本当に面白かった。
    続編も強く期待したい。

  • 介護シリーズ二作目。表紙の写真が凄まじい…というか凄いタイミングの飛び蹴りシーン。
    今回、これを書くために改めてパラパラ読んだら、お兄さんのセッセの介護記録とつれづれが交互に書いてある構成でした。前作以上に銀色さんち、というより山元家の内輪を見せてもらいました。ゴミ屋敷みたい。

  • この日記笑える。家族がへんてこんりで頑固ー。全くなんでこんな考えに到達するんだろう?と思いつつ、いやーありだろう。こういう考えも。私には到底思いもつかないけどと感じながら笑いっぱなしだった

  • 楽しい本。兄弟が多いっていいね。
    しげちゃんの笑顔が可愛らしい。
    てるくんの緊急事態にはハラハラした。

  • セッセ(著者の兄)がおもしろい。ほんとーに!変わったお兄さんだ。わたしにはしげちゃん(著者の母)よりも変わっているように思える。特にあのどんぶりごはん。。てるくん(著者の弟)同様「タンパク質層」にうけた。まぁ半分承知でやっているのか。それでもあんなどんぶりはとても食べれない。。ってお兄さんのことばかり感想に書いてしまうほど、セッセの普通じゃない感じ、笑える。でもセッセが書いた長いメール文章は読む気がしない。銀色さんがサラッと短めに説明してるのだけで十分かなと。セッセの文章がおもしろくないってわけじゃないのだけど、とにかく長くてイヤになるのだ。

  • 超  おもしろかった。いろんな意味で。

  • 結局、銀色夏生の実のお兄さん(せっせ、無職、50代?)の日記を読んでいるようなものだけど、おもしろかった。せっせ、変わってる人だけど、お母さんの介護も家や土地の処分もちゃんとやってるのが偉いなあ、と。あと、銀色さんのそうした家族との距離のとりかたがうまいな、と。ときにムカつきながらも、心配したり、干渉したりせずになりゆきを見守るところが。でも、今まで「つれづれノート」を読んでるときは、せっせってどんなにおかしな人だろうと思ってたのが、今回、写真見て、日記読んで、まあ許せる程度に普通かもと思った。でも、一日一食とか、自分でつくるどんぶり飯の話とかきくと、やっぱりヘンだと思うけど。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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