- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041880012
作品紹介・あらすじ
同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。-そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった…。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。
感想・レビュー・書評
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映画は貞子シリーズ一通り見ているくらいには好きです。ホラー小説は初挑戦で、少しビビっていたのですが面白かったです。
たまに差し込まれるイラストに無駄にドキッとするからやめてほしい…。怖いイラストではないのだが、最後に怖いのがくるんじゃないかと思い、イラストが来そうになると恐る恐るめくってしまうビビりようでした(^^;)
映画の名場面が映画オリジナルだと知ったり、登場人物の設定がかなり違ったりと、あの名作映画と比べて見れたのも楽しかった。
映画みたいにワッと驚かす要素はなくとも、じわじわ来る恐怖感にはゾッとします。そして、最後の展開はお見事。竜司が実は親友想いだという人柄が浮かび上がるところも好き。
どうやら三部作で完結らしく、壮大なお話らしいのでこれは読まなきゃです。 -
高校生くらいの時に読んで以来。
読み物としての恐怖をしっかりと感じることができるが、映像を介すると恐怖はさらに増す。
ジャパニーズホラーとしては私の中では頂点。
何で夜な夜な読んだんだろうと後悔もする。 -
貞子!!面白かった(°д° )!
映画何度も観たのに、原作はそれ以上に面白い!
忘れもしない映画『リング』
私は映画館で観ました(世代バレ笑)
かなり話題の作品だった『リング』ですが「日本のホラー映画なんて、たかが知れてる。今回もきっとたいして怖くはないだろう」と余裕ぶっこいておりました。
あれは自由が丘周辺だったと思う。
かわいい雑貨店を巡り、
「帰りにここで食べて帰ろう」
なんてきゃっきゃ言いながらおしゃれなカフェを横目に女子4人で映画館へ。
———退館後、終始無言の4人。
「さっさと帰ろう」という事になり、おしゃれなカフェを素通りして帰路に着く。
そして、地元のいつものファミレスへ。笑
4人は食事中ずーーっと映画の話題。
「だって、観ちゃったよね」
「私、目瞑ってた」
など、いかに怖かったかを何度も何度も繰り返し話していました。
その後1週間、私は寝不足でした。
そのくらい衝撃を受けた映画でした笑
今思い出すと、私にも可愛い時代があったんだなぁ(°▽°)笑笑
日本のホラー映画の代表として一世を風靡した映画リングは繰り返しTVで放映され、何度も観るうちにだんだん感覚が麻痺し、今では貞子は可愛いキャラクターです(^▽^;)
と、まぁ、以上が映画の感想なのですが。
そんな恐怖に麻痺った私が「今更原作小説読んで面白いのか?」という疑問にお答え致しますと…
答えは「イエス」です!
原作小説『リング』めちゃめちゃ面白かったです!(*´艸`)
大きな違いは、主人公浅川が、出版社勤務の『男性』です。
映画では松嶋菜々子演じる出版社勤務のシングルマザーでした。
その辺りの調整で相違点はありますが、その他の内容はほぼ原作通りです。
なのになぜ、面白いのか。
まず1番に言えるのが、
内容が秀逸。文句なしで無駄のない展開。
怖さの基本が集結した作品である。
ラスト救いのはあるのか?!
結末まで一気読み間違いなしです。
そして浅川の心情の描写に緊迫感があり、こちらまで伝わってくる…焦り。
「制限時間」が迫る恐怖。
落ち着きがなくなります。
相方として共に動く友人の竜司は、クソ男です。
映画では元亭主役として真田広之が演じた役です。
映画での不自然な点が、小説で分かった気がします。
これは、人が怖がる心理をついた作品です。
そして、この小説でも謎が多々ありまして…(-_-;)
続く『らせん』『ループ』もこの後読むので、そちらで分かったりするのかな…?
容赦ない悪の集結。
貞子の呪いはハンパないぞ ٩川゚Д川وキットクルー
面白かったです!! -
映画「リング」の視聴を機に購入。
ホラーの中では、お気に入りTOP3に入る作品である。
本作は、あの有名な「貞子」の原点となる物語。
「『貞子』の恐ろしさ」を味わえるのはもちろん、ホラーとしての怖さとミステリーとしての面白さを同時に楽しむことができる。
また個人的にではあるが、この作品の醍醐味と言えば「呪いのビデオによるハラハラ感を楽しめること」だと思っている。
爆弾を解除する描写を読む時とはまた異なるハラハラ感は、本のページをどんどんと進めてしまう。
読み出したら止まらなくなるホラー作品であり、オススメの一作である。
本作には外伝があるので、そちらも読んでみたい。
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ホラーというよりミステリー。
それも最高峰の。
誰かが私にこう言った、ヒロイックでパセティックでロマンチック。
98年の映画のヒットにより、
良くも悪くも記号化されてしまった「貞子」。
ちなみに原作には髪を振り乱してテレビから出てくる、というようなシーンはない。
個人的には原作に忠実な95年のドラマ版をおすすめしたい。貞子も美人だし。エクソシスト化しないし。
これは貞子という美少女の切ない半生を辿る物語である。
しかし、「呪いのビデオ」なんちゅーめっさ迷惑なえげつないもんが生まれたのはなんでやねん?
という事にも一応納得のいく理由があって、「呪怨」みたいな理不尽なものと一緒にされては困るわけである。
(後に映画で対決?させられてたけどもね。注:私は勿論観ていない。)
で、そのビデオを観てしまう浅川と高山(変人)という二人の男性。
で、まぁ「おれら7日後に死ぬやんけ、やべぇぞおい(意訳)」ということで、その呪いを解く方法をあの手この手で探るという展開。
そらそうや、命がかかっとるんや。
勝ちたいんや。
7日後に死ぬオレ。
地獄に堕ちた野郎ども。
で、物語は意外な結末へ。。
原作の正規の続編としては、
長編の「らせん」「ループ」「エス」「タイド」の順で続きがあり、
「バースデイ」という短編集があったりするのだが、(これらもそれぞれおもしろいのだが)
やはり「リング」単体でのおもしろさが群を抜いている。しっかり風呂敷も畳んでいる。
続編は別に読まなくてもまったく支障はない。
(デビルマンの後のバイオレンスジャックみたいなもんだ。違うか。)
「ループ」の星一徹ちゃぶ台全ひっくり返し的アクロバット展開は味わってもらいたい気もするが。
深町秋生「果てしなき渇き」
貴志祐介「黒い家」
横溝正史の金田一耕助シリーズ
らへんが好きな方には是非読んでもらいたい。
(合わなかったらすまん)
で、鈴木光司先生、「ユビキタス」(リングシリーズの最新の続編)の執筆再開はまだですか?(オチ)
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貞子の心情を察すると単純にホラーとは言いたくない。
貞子、私には愛おしく思います。
映画とか、あれでいいの?
なんか違う気がする。 -
怖さは、そこまで怖くなかった!
が!ストーリーは優秀である!
なのでめちゃ楽しく読めた!(´﹃`)
ジャパニーズホラー映画の傑作と言えば!
『リング』!
日本を恐怖のどん底に落とした
トラウマ級の映画!
かく言う。僕もその中の1人であり
20年以上前に観た作品にも関わらず
今でも鮮明に恐怖に慄いた事を覚えているぐらい
激ヤバホラー映画だった…:( ; ´꒳` ;):コワイナァ
そんな激ヤバホラー映画の原作小説!
リング!!きっと来るぅ〜♪
事の始まりは男女4人の不可解な突然死
そんな突然死に疑問を持ち始めた
主人公浅川は4人の共通点である
一本のVHS(ビデオテープね笑)を見つけて
しまった為、呪いの連鎖に巻き込まれ、
親友の竜司と一緒に呪いの連鎖を
断ち切る方法を探すのであった……
基本的な流れは映画と一緒でした!
やはり小説の方が詳細な部分があったり
設定が違う箇所などあり!
かなり楽しめた!
例えばですねー
竜司の破天荒キャラにはびっくりしたし
貞子の過去の詳細については初めて聞いたりして
中々の衝撃的でした
やっぱり映画には無い面白さが小説にはある!
と思いました!
小説の方は貞子の恐怖よりも
呪い自体の恐怖がメインかなぁ〜と思いました!
個人的にはミステリーを読んでる感覚に似ていて
内容が優秀なのでいつの間にか
読み終わっていた!
それぐらい面白い作品でした!
なのでリングの続編!『らせん』も続けて読むぞーー!!( ー̀֊ー́ )وヨシ♡
ちなみに読み終わった後、映画リングも鑑賞
わぁ〜懐かしい〜(◍´꒳`◍)
見ませんか?笑
見ませんか?笑
その音楽懐かしいですね〜♫
そうなんですね!
イラストの場面チョイスは「?」だったのですが、次はどんなイラストが来るのかとビ...
その音楽懐かしいですね〜♫
そうなんですね!
イラストの場面チョイスは「?」だったのですが、次はどんなイラストが来るのかとビクビクしてしまいました。( ̄ー ̄)