イグナシオ (角川文庫 は 16-5)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041898055

感想・レビュー・書評

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  • 衝撃的でした。随分昔によんでもまだその内容を覚えているぐらい衝撃でした。血生臭い、でも引き込まれていく、そんな感じを抱いたのを覚えています。もう一度読みたい。今ならもっとこの話の中にのめり込めそうです。

  • ゲル間乳無(ゲルマニュウム)の続編です。
    どうでもいいけど、ゲルマニュウムのついた小顔ローラーが欲しくなった

    通販の販促力ってすげえ。。。10日くらい前にチラ見しただけなのに。。。

  • 神の存在と自分の生きる道を求めて彷徨い答えを見出そうとしてる場面を描いた物語。あまり内容としては面白みを感じなかったかなぁって思います。

  • 何人か人を殺したり、ヤりまくったりするので
    少し読んでいて疲れる。
    後半にいくにつれてイグナシオの台詞が
    AV男優みたいになっていくのが気持ち悪い。
    が、イグナシオの神に対しての考えは好き。
    言葉的にも好きで読み返したくなる。
    (巻末に収録されている解説の部分でも引用されているところ)

  • 「ゲルマニウムの夜」と対になっていて、どちらも好き。暴力。性。神。

  • 自分の体験を織り交ぜてるだけあってリアル。それだけ。

    そのそれだけって部分に惹かれるんだろうなあ。

  • 究極のアンダーグランドな作品。現実では絶対味わえないような世界観だが、人間の欲望、汚い部分を美しく描いている。小説としてありかなしといったらありかな?

  • 最初の殺人まではなかなか面白かったのだが、街に出てからはトーンダウン気味に感じられた。

  • この性と暴力の中に綺麗さを感じられた。

  • ハードボイルドかな〜?エロくてグロイ。拒否反応が出る人には絶対オススメできません^^;
    私は汚い物を書かないと、綺麗な物は見えないのだな、と思っています。これと同じ内容の書き直し作品「王国記」がありますが、私はこちらの作品の方が好きです。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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