- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041929193
感想・レビュー・書評
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ものすごく波乱万丈な人生を生きてる水木しげる。
"貧乏は人を卑屈にする"
という言葉は印象的で、水木しげるにとってもそうだったのだなあ、と。
あとがきで娘の悦子さんのお話が良かった。
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人生
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幸福の七カ条
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。 第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ
第六条 なまけ者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。 -
幸福の七カ条
第一条
成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条
しないではいられないことをし続けなさい。
第三条
他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条
好きの力を信じる。
第五条
才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条
怠け者になりなさい。
第七条
目に見えない世界を信じる。 -
大先生の幸福論です。興味深々です。
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言わずもがな『ゲゲゲの鬼太郎』らの著作で有名な水木しげるの自叙伝的エッセイ。巻末に花町ケンカ大将という漫画も収録あり。
数年前には朝ドラで『ゲゲゲの女房』もやってたし、最近のニュースでは「91歳で新連載!」なんて記事も出てたほど、未だ健在、どころか、ますます注目度が上がってるんじゃないか、と思うほどの水木サン。本当に漫画を描くことがお好きなんだろうなあ、と思います。
このエッセイを読んで、今更ですが水木サンの半生、考え方を知ることができました。歳を重ねられ、達観された今だから書ける部分もあるとは思いますが、こんな生き方、考え方もあるんだな、と。
何より「水木サンのペース」を今も?貫かれていることが素晴らしい。普通だったら諦めてしまうような逆境でも、周りに流されてしまいそうな時でも、「好きだから」で自分のペースを貫いたからこその今。「努力は人を裏切る」が水木サンの言葉ではありますが、でも諦めなければ見えてくるものがあるということを改めて感じさせてくれる作品です。遅咲きの諸先輩がたを見ると、自分もこれからだ、と勇気が出ます。 -
戦前・戦中・戦後を生きぬいた著者のリアルな自伝で、水木しげるが好きになれる、そんな本です。
実は重たいテーマをさらりと軽快にユーモアを持って語っておられ。ひとつひとつの言葉が心にじんわりと広がります。 -
久しぶりに読み返したが、やっぱり面白かった!
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第一部はあっさりとシンプルに水木しげるの幸福の七ヶ条を紹介。これがなかなか的を射ています。
第二部は、日経新聞に連載された「私の履歴書」を収録。
第三部は水木三兄弟の対談。無茶苦茶面白い。
第四部は、短編漫画でした。