海棲獣 (角川ホラー文庫 515-1)

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042682011

感想・レビュー・書評

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  • 一部(主人公の息子の恋人とか)はもっときっちりと結末まで書いて欲しいとか、怪物の説明が唐突だとか、不満点はあるが、とにかくぐいぐいと読み進めてしまう面白さのある小説。SF設定じゃないほう方が面白かった。

  • 連合軍が迫り来る中、一人の男がUボートに乗り込み逃走を図ろうとしていた・・・一つの荷物を携えて。それ以来、それらは大西洋上で消息を絶った。数十年経ったアメリカ。経営状態の芳しくない海洋研究所所長・サメ研究家サイモン・チェイスは、別れた妻と暮らしている一人息子マックスが自分の下でひと月暮らすのを楽しみにしていた。そんなおり、海では残虐に殺された生き物の死骸がいくつも漂っているのが目撃されていた。鮫の仕業かと思われたが、死体に見慣れぬ五つの鉤爪の跡があり、疑問を抱きつつもサイモンは微かならぬ異変を感じ取っていた。しかし、それが何なのか断言できない。姿を見せぬそれは時間を置かず、容赦なく人間にも牙を向け始めた。海洋学博士アマンダ、サイモンのパートナー・クールマン、息子のマックスも例外ではなかった・・・。__ジョーズの作者が描く海洋ものだが、一概にそうとも言えない。読みおえると、「やりそう」「一つ間違えればあったかも」と思える内容。

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