- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042693017
感想・レビュー・書評
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本棚で眠っていた本。
本との出会いはいつも、偶然とは言えない偶然の一致、だと思う。
でも、大切なのはそのメッセージに気づけるかどうかなのだと改めて思いました。
読むべき本と出会い、会うべき人と出会う。
そんな、偶然を見逃さないようにしなければいけないのだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
18年前、美しい表紙にひかれ、買いました。線を引きながら、必死で読んだのを覚えています。
共時性
ゆだねる
体を整える食品を摂取するとエネルギーが整う。
聖地には、レベルの高い方たちがたくさん
姿の見えない次元で、おられて
人々をガイドする役目の人もいる。
難しかったけれど、何回も読み返し、ぼろぼろになった本が、今もあります。
最近、気づきました。
「この内容って『相川圭子さん』が書いてることと一緒じゃない!それも、5000年以上前からヒマラヤ聖者が、伝えている内容じゃない!」
相川圭子さんの本は、この内容を、誰にでもわかるようにかみくだいて書いてあります。
『聖なる予言」の内容が、もっと具体的に、そして、実践的に、そして、わたしたちでも、取り組める内容で、書いてあるんです。
この本の主人公のように「何もかも捨てて、信念に従って、神様の指示にしたがって生きる」ことを、18年前の私は真剣に、考えました。同僚に「なんか、ふっとどこかに行ってしまいそうだね」と言われました。
今は、「ここ」に根をしっかりおろし、「今」を大切にし、「いただいているもの」に感謝し、それでいて
「神様」とつながり
共時性を大切にし
ゆだねて
生きていく方法をしりました。
相川圭子さんに出会い瞑想を始めたおかげです。
18年・・・昔の私がいとおしく思えました。 -
河合準雄氏の解説がよかった。
スピリチュアル系の本ではアルが、うまく冒険調に書かれていて面白かった。
偶然や出来事はおこるべくして起こっているのだ。 -
■評価
★★★☆☆
■感想
◯スピリチュアルな自己啓発小説である。
◯ひょんなから紹介を受け手にとった。自分にはあまり刺さらなかったが、座右の書という人もいるぐらい。そのギャップは面白い。
◯他人とのエネルギーの奪い合いの話や、偶然の予兆を信じることは、実生活に活かせると思った。見えない力を無条件で受け入れることは、中村天風・稲盛和夫・松下幸之助など、数々の著名な人たちが言っていることとも一致する。
◯訳文はあまりこなれておらず、違和感がある箇所が多かった。 -
引き寄せのバイブルって言われてるけど文化の違いをとても感じた笑、ワクワクっていうより私はソワソワ落ち着かない気持ちになった。中に出てくる本の内容より物語の中に窮地が多くて苦笑。
いつかまた読み直す事があれば印象変わるかも?
でもなんだかんだ言いながら聖なる予言シリーズ11巻まで読みました笑。 -
ペルーの森林で発見された古代文書。そこに書かれた9つの知恵をめぐる9つの章からなる物語。「偶然の一致」の意味に気づくことが第一の知恵。すべてが運命に繋がる偶然の意味。リチャードバックを読んでる気分で、目新しい教えはない。スピリチュアルはキリスト文化に東洋思想が影響して宇宙を取り込んで再構成されているが、日本人は基本が東洋思想なので話がどうしてもむず痒く聞こえる。
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愛があなたの中に入ってくるのを許す。
みなコントロールドラマがある。
脅迫者、尋問者、傍観者、被害者
本当は聞いてほしい、構ってほしい自分
自分の周囲に焦点をあて、エネルギーに満たされ、美しさを感じる。
風船のように膨らんでくるイメージ、正しい感情があるかチェック。
悪い思いは打ち消す。
私たちが出会う人は、メッセージを持っている。
目が合った人と話す。
知ってるような感覚の人とも話す。
エネルギーを増幅させ、話し合う。 -
ただでさえ胡散臭い“スピリチュアル”という題材を、
さらにフィクションで誇張?している、合わない人にはとことん合わないだろう一冊。
私自身、そもそもスピリチュアルに興味があるから本書を手に取った。
しかし「エネルギーの場が見える」というのは百歩譲って良いとして、
「野菜しか食べない人はエネルギーの場を簡単に見ることができる」というのは
流石に読むのをやめたくなった。
昨今のヴィーガンブームが想起されたのもあるかもしれない。
ただ本書で書かれている「九つの知恵」を知りたくて、全部読み通した。
九つの知恵は格言のように語られるのではなく、
主人公の物語のなかで示唆される。
つまり分かりやすく解説付きで書かれているわけではない。
あくまで小説の体裁で書かれた本なので、よくあるスピリチュアル本のように
「〜しましょう。そうすれば神に導かれます。」とは書かれていない。
小説として、物語として面白いかというとそういうわけでもなく、
全体的に中途半端な印象だったといえる。
スピリチュアルに興味がない人にはただのフィクション以上にはならなさそうだし、
スピリチュアルに興味がある人には説明不足かと。
それでも私はむしろ「九つの知恵」についてもっと知りたいと思ったので、
読んで時間を無駄にしたという感じではなかった。
巻末の解説を心理学者の河合隼雄が書かれていたことには
少しテンションが上がった。
本書の内容を絶賛するようなものではなかったが。
褒めているようないないような、なんとも言えない書きぶりが
なんとも言えない本書の内容に合っているように感じられて
読みながら少し笑ってしまった。 -
ずっと前に買って本棚に眠っていたのだが、ふと読んでみようかと手に取った。
ストーリーとしては「9つの知恵」を求めて、あちこち走り回るという冒険譚で、深みはない。
だが、一つ一つの知恵については考えさせられるところがあり、面白く読めた。
私が、暫く立ち止まってしまったのは、コントロールドラマのところだ。
なぜ、この両親のところに私は生まれ落ちたのか、というところ。そして「よそよそしさ」のところ。
本は読み終えてしまったが、いま一度9つの知恵ひとつひとつをピックアップして、
自らに問いながら深めてみようかなと思っている。 -
読んでるうちに、グイグイと現実と宇宙の狭間に連れていかれるスピリチュアル小説。
ストーリー以上に擬似体験ができるところが魅力。
7年ぶりに再読中。