- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042703068
作品紹介・あらすじ
タイム・トラベラーが冬の晩、暖炉を前に語りだしたことは、巧妙な嘘か、それともいまだ覚めやらぬ夢か。「私は80万年後の未来世界から帰ってきた」彼がその世界から持ちかえったのは奇妙な花だった……。
感想・レビュー・書評
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このような世界をよく想像できると思った。とにかくそれに感心した。未来の世界が暖かくなっていると書かれていて、地球温暖化が頭に浮かんだ。貧富の差が出るのも問題だ。
人間何もしないとあんな風になってしまうのかと思うと怖い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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このレビューを読んでいて
ずっと以前にこの本を読んだことを
思い出しました。
面白かったという印象があります☆
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フ...このレビューを読んでいて
ずっと以前にこの本を読んだことを
思い出しました。
面白かったという印象があります☆
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フォロー登録ありがとうございます^^
ここ花。2010/03/24 -
2010/03/26
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だいぶ前に読んだのですが、やっぱり素晴らしかった。ここからどれだけの人が影響を受けて時間旅行の物語を生み出したでしょうか?
SF小説がお好きならぜひ手に取ってみてください。 -
ウェルズの人外の描写は想像しやすいし不気味だし好き
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古書購入
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進化論の勉強用に。ウェルズは進化論をいち早く取り入れて小説を書いた。
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かなり昔に読んだので内容はほぼ覚えていない。昔のSFなのでかなり不条理に終わっていたような気がする。
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何度と無く映画化され、リメイクされたSFの古典中の古典を含む短篇集。トム・クルーズ版の写真が添付されているが、未来人のイメージが、本文と違いすぎるのでなかなか微妙。
短篇のほとんどが、伝聞か自分語りになっているのは、時代から考えてもしかたのないところだろう。そこがまず若干読みにくいと感じるところではある。
表題作だけでなく、他の作品でも「時間を自由に操る」というテーマが出てくるので、その辺をメインとするのかな?通常の1000倍以上の動くことが出来る薬を飲むと、摩擦のためにまともに動けないなど、全編に渡り100年前のSFの割に科学的根拠からのオチにつなげているのは、非常に好感が持てる。
表題作に戻ると、800万年後だっけ?生命はほとんど滅びた後に出てくる謎の生物など、普通の「未来に行くタイムマシン」作品よりも吹っ飛んだ発想には度肝を抜かれる。人類が(少なくとも)2種類に進化するなんてのは、方向性の違いこそあれ、楳図かずおの「漂流教室」と沼正三「家畜人ヤプー」と同じような発想。藤子不二雄のSF短篇などにも影響が大きいのであろう。
その他、ショートショート的なものなど、大胆な発想に親しみやすい展開の作品ばかりだが、いかんせん訳が単語の直訳という部分が多いのは痛い。少なくとも、改行などを入れることで、もう少しわかりやすい文章にできるのではないかと感じる。 -
HGウェルズの名作中の名作
僕が今までに読んだ本の中でトップレベルに好き。
時が経っても色褪せることなく輝き続けている素晴らしい傑作。
人間が最期まで持ち続ける人間らしさとは・・・
今、思い起こしても涙がでそうになる。
この本は短篇集だけど、上記の評価は表題の「タイムマシン」についてです。
多くの人に読んでほしいと思う本。