ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042955030

感想・レビュー・書評

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  • 流行の本を読んだ。そういう時、期待以上にはならないのが常。

    ミステリでは平凡な面白さ、江戸川乱歩並みである。(乱歩さんごめんなさい)けれど、材料が光っている。異端を排除してきた宗教、キリスト教の周辺の事情、歴史をわかり易く、暗号学と象徴学をみごとに組み合わせ、謎解きとして面白く読ませる。

    なるほど、西欧では物議をかもしただろうし、日本のように(私のように)キリスト教をあまりよく知らない人々には知識を与えるだろう。

    主人公の大学教授の専門、宗教象徴学という学問のおもしろさ。有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の絵解き、謎解きの場面では手に汗、背筋も凍るおもしろさであった。

    どんな宗教にも聖なる発端があり、聖なる物が現れようになっていると思う。作為なのか奇蹟が起こるのか。それは理解する人それぞれ。ひとつの宗教のほかは異端となるも当然の帰結。

    ともかく西欧文明の根の部分のキリスト教の宗教観、やはり知らないことが多い。勉強をことさら学習と思わせないでぐいぐい引っ張っていかれること請け合いの本であった。

    こんど西欧に行く機会があったら、教会建築、宗教画を見る目が違ってくるのだろうか。すくなくともあきてくるような見学は避けられるかもしれない、面白さの秘密があった。

  • 映画の影響
    スリリングな展開

  • ※2006.3.10購入
     売却済み

  • 以前、読んだものを再読。
    あらすじを覚えているものの、やっぱり面白い。

  • 10年ぶりの再読。出てきたキリスト教関係の機関や登場人物の関係性の記憶が薄れてきたので、おさらいがてら読んだけど、面白くてページをめくる手が止まらなかった。ラングドンのルーブルパートとオプスデイのキーストーン探しパートが並行して進み、どちらも予断を許さない緊張状態。図像学っておもしろいなあ。

  • ダ・ヴィンチに興味が湧きました。おもしろい。

  • 話が目まぐるしく進み、息つく暇もない。続きが気になって一気に読めた。

  • 夢中になって読み進めた。下巻が楽しみ。

  • ラングドンシリーズの最初ですね、夢中になって読みました!

  • ダンブラウンって面白いよねー知的で美術に造詣深くて

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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