- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043170012
作品紹介・あらすじ
アルゼンチンに生まれ、放浪と文学を愛し、医学を志しながら、その生涯をゲリラ戦に捧げたチェ・ゲバラ。カストロをして"革命戦争の教師・芸術家・非凡な指揮官"といわしめた男は、キューバ革命の成功後もラテン・アメリカ全体の革命というロマンを追い求める。キューバを去ったゲバラが、革命の新天地として選んだのはボリビアだった。政治的困難、組織内部の確執、厳しい自然、持病の喘息に苛まれながらも、男は前に進み続けた。史上最も純粋な革命家が綴った、誇り高きゲリラ活動の真実。放浪と文学を愛し革命に殉じた永遠のカリスマが死地で綴った最期の日記、待望の復刊。波乱の半生を辿った「ゲバラ小伝」も再録。
感想・レビュー・書評
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再読。
何度も読んでて、書き込みしたり線ひいたりで私の本はボロボロになってる。
興味ある人じゃないと手に取らない本かもしれませんね…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。
『ポーラスター』とか読んで、ちょっとは以前よりもゲバラ関連の知識も増えたので、読み直してみた。
ゲバラの最後の一年ちょっとを、ゲバラ自身が記した日記。
ゲリラの食料事情とか面白い。
あと、ゲバラの愚痴は後半に進むにつれて増えてくる。戦況も悪化してるし。
まあ、正直、まだまだここに至るまでのゲバラ知識が、僕の中に十分ではないので、また、何年かしたら読んでみたい。
あと、巻末の「ゲバラ小伝」は、ざっくりとゲバラの生涯を知るには、ちょうど良いかも。 -
ほんと、にっき。ゲバラさんはメモ魔だったらしい。
後から「チェ ゲバラ」を読み、それぞれの時期や日記の言葉の意味あいを知ることができ、奥深さがわかりました…。
ゲバラ小伝が勉強になりました。
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再読。ここまでする、できる心の強さはなんだろう。日記というか、日々の記録。冷静に分析。自分の行く末を見通していたんだろうな。
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ボリビアのジャングルで穴掘ってコンデンスミルク隠したり、野生の七面鳥や野ブタを捕まえて食べて寄生虫にやられて下痢したり、喘息になったり、切れて乗ってた馬殺したり、ラジオでは別の場所で別の自分たちが政府軍と交戦してたり、牧歌的な日もあったり、そんな革命の日々
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づらたんの日記を読んでるみたいでちょうかわいい。いちいち細かい。かわいい。とにかくかわいい。赤裸々。かわいい。
このくらいがむしゃらに生きなきゃなぁ
オクラホマからぼちぼち読んでて、リマのフードコートで読み終わる。
キューバイメージの強いゲバラだったけど、始終ボリビア。
最後がしびれるね -
読まなくても良かった。人名が覚えきれず、徐々に、熱意が
削がれていってしまった。情けなし。革命家かぁ。 -
これがチェ・ゲバラか。結構普通じゃん。
第一印象(読んで)はこうだった。
彼は、若者なら普通にもっているエネルギーを、理想を、革命という形で爆発させた。
受験でもなく、甲子園でもなく。当然。
【熊本学園大学:P.N.夏のせみ】 -
ローマ人の物語で優れた指導者は文章がうまいという話があった(例としてカエサルのガリア戦記が挙げられていた)。
この日記は物事が簡潔に分かりやすく、戦闘も探検も食事も人の生死も同じぐらいの分量で書かれている。またひと月毎の要点まとめは客観性を持たせている。淡々としているからこそ本物な感じがする。