妖怪新紀行 (角川ホラー文庫 67-5)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 70
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043525058

作品紹介・あらすじ

就職予定だった会社が倒産、冴えない日々をおくる大学四年生、鵜沢裕司。バイト先のコンビニで「アメリカスナカケババア」に遭遇したのを皮切りに次々と新種珍種の妖怪にめぐりあう。妖怪マニアの鳥飼、謎の妖怪博士ドッテンボロー氏、そして、いとしい「コテンニョ」が鵜沢をめくるめく妖怪天国に導いて…。瀬川ことびの新境地、可笑しくてちょっと切ない妖怪ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • ひたすら抱腹絶倒。今までのユーモアホラー作品群に比べると、恐怖感は薄い(というよりもほとんどない)。ホラー作品なのかどうかという点には非常に悩むけど、気持ちよく笑えるので個人的にはすごく好き。
    メジャーなのやマイナーなのや、とにかく妖怪がたくさん出てくる本作。「妖怪はロマン」だそうなので、妖怪好きにお薦め。しかしスナカケババアに日本産とアメリカ産がいただなんて……知りませんでした(笑)。これを読むと妖怪ウォッチングしたくなること請け合い。

  • 面白い!妖怪がそこら辺にフツーにいて、バードウォッチャーのように妖怪ウォッチャーがいる。妖怪のネーミングも「ミシシッピーアカミミガッパ」とか「セグロアズキアライ」とか可笑しい。私もテンニョ、コテンニョを見たいなぁ。なんで、ホラー文庫??

  • 新しい妖怪。主人公がアメリカンスナカケババアを初めとして色々な妖怪に出会う。
    ・可愛い、ほんわか

  • 笑える。瀬川ことびさん大好きです。

  • バードウォッチングならぬ妖怪ウォッチング・・って!面白しかったですかなり。

  • 瀬川さんが、別の小説のあとがきで「バードウォッチングにハマってる」と書いてあったことが、そのままいかされているような本。ユニークな本でした。

  • ほんとに妖怪ウォッチングしたいよう。
    妖怪みたいな人なら、たんまりいるのに。

  • 葛西臨海公園には海坊主が出るらしい。
    レッツ妖怪ウォッチング。

  • これ好き。正統派妖怪ファンは怒るかもしれませんが、現代の妖怪はこうだよね? アズキアライとかウミボウズくらいの妖怪の知識がある人の方が楽しめます。笑えて最後はちょっぴりせつない。シリーズ化されないかな。角川ホラー文庫ですが、全然怖くないです。

  • 角川ホラー文庫にしては異色な作品です.ホラーではないけれど,なかなか愉快なノリで楽しい一冊です
    (2004/4/7(木))

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