芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編 (角川ソフィア文庫 145 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編)
- 角川学芸出版 (2006年10月25日発売)
本棚登録 : 103人
感想 : 6件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043574155
感想・レビュー・書評
-
10月30日読了。SonyのReaderにて。人間世界とあべこべな河童の世界に暮らした男の回想をつづる「河童」が、ガリバー旅行記を下敷きにした物語のようだが作者一流の意地悪いひねりが加わり、終盤近くから非常にビミョーな余韻を残す仕掛けになっており面白い。何が正しくて何が滑稽なのか?今が幸せでないとして、では今の幸せでない要因を取り払ったら幸せに慣れるのか?など、「羅生門」「鼻」などから来る問いは、短編だけにどれも実に切れ味鋭い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校の時に教科書で読みました。
また、母の子供の頃に読んだので今でもこの作品は、忘れられません。 -
「地獄変」「鼻」「河童」が特に好き。
-
全部書くのは面倒くさいからひとまとめ。おもしろい!(だったら一つ一つ書けよ)