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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043671069
感想・レビュー・書評
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8人の作家による吉原関連の物語。同じ主人公が出てくるものもあって興味深い。
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線香一本1000文になりやす。
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きっかけ:宇江佐真理さんと平岩弓枝さんがいる!!!
と思って。後は表紙買。
こんなにがっつり遊里の話を読んだことがなかったため。
興味深かった。そういえば吉原って土地は知っているけど、
実際はどこにあったのか知らない。(台東区らしいですね)
今までなんとなーくしか知らなかった、振袖新造・番頭新造・花魁などの遊女の格式、総籬・半籬といった店の格式など・・・
すごく色々な決まりがあって、お歯黒溝の中はほんとに別世界だったのではと思います。
お話は短編集ですが、すべての話がハッピーエンドといえず、
辛さが残る。でも、絶望的とはいえないこのなんとも言えないはかなさがが、吉原という世界なのか。なんて思ったり。
今度は大奥編を読んでみようかな。