万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.82
  • (147)
  • (250)
  • (225)
  • (20)
  • (0)
本棚登録 : 2341
感想 : 186
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836529

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • チープグッズの社長で凜田莉子の師匠の瀬戸内さんの弟子。
    つまりは、
    凜田莉子さんの兄弟子とのバトルです!

    なんとなくノンフィクションぽかったんですが、
    11巻はフィクション巻が強い感じがする。

    とりあえず飛び込まないでしょう小笠原さん!
    ちょっとは進展するのかな?
    と、
    思ってたけどちょっとかな?ちょっとだよね?

  • 図書館で借りた本。
    今回の舞台は京都。
    京都のお寺「音隠寺」の祈祷箱が、願いがかなうとして有名スポットになった。
    しかしこれには仕掛けがあった。
    莉子は謎を解明しようとするが、音隠寺の住職は莉子の師匠である瀬戸内から教えを受けており、莉子とは思考が似通っていて、なかなかトリックを証明できない。
    ある日、水無施が発見されれば国宝級の安倍晴明の式盤のありかを示すヒントを得て、手に入れようとする。

  • 登録番号:11160 分類番号:913.6マ(11)

  • シリーズ第四巻。チープグッズの瀬戸内の愛弟子どうしの対決。

    安倍晴明の式盤の謎など、スケールの大きな話になっています。お寺を一大レジャーランドに変えてしまった水無施瞬の手法が面白い。未来の出来事を当てる祈願箱。八百長とは思うけど、信じるひとは信じてしまうのでしょうね。

    莉子と小笠原の距離がまた近づいて、莉子にとって小笠原が大きな存在になっていくのが感じ取れました。水無施瞬の最後の粋な計らいも良いです。

    しかし、このふたりはいつ、くっつくのだろう。

    お寺の再建で莫大な利益を得る水無施瞬の仏に本心から帰依するお寺、神社も有るとは思いますが、お金が

  • 小笠原さんがかっこいい!
    終わり方はにやりとさせられちゃいます。

  • 2015.02.06.
    おがさわらー!

  • パワスポの謎
    今度は京都だ!

    「そうだ、京都行こう」はJR東海のCMキャッチコピーだが、本書にもそれを適用したい。
    今度の鑑定は謎の「祈願箱」、そして単立寺のイケメン僧侶の秘密。
    鮮やかな謎解きは一体どこに終着???

    ある寂れた寺の跡取り息子は、あっという間に実家の寺を人気スポットにする。
    その理由は「祈願箱」。
    第一次安倍内閣の閣僚の名をピタリと的中させ、芸能人カップルの名前も当てる。
    それは全て、「祈願箱」のおかげ。
    それにあやかろうと大勢の人々が群がる。
    一体どんな仕組みなのか、そして我らがQちゃんこと、主人公凛田莉子はこの謎にどうやって迫っていくのか。

    手品、トリックは単純なほど見破れないという。
    それは私たちの常識が大きな壁となって真実の前に立ちふさがるからだ。
    よく、会社の研修などでは常識を打ち破れと語られる。
    その理由として、自分がいる立場では「当たり前」であっても、他者の目から見れば全く通じないということが多かれ少なかれ存在するからだ。
    しかしそれをどれだけの人が実行できるのか?

    これまでの物語と同じく現実と虚構を巧みに混ぜ、物知りになれる知的エンターテイメント。
    ワクワクする楽しみ、なるほどと唸らせる知識。
    読書の楽しみを感じさせられる。
    職業柄地名は覚えなくてはならないのだが、自分の勉強不足を痛感させられる。
    マニアには程遠い.....

    鰯の頭も信心から、というが、やはり神仏頼みは多くの人が為している。
    近年のパワースポットブームにスパイスを一振りしたような本書、なかなかのものだ。

  • 京都で世直しか、前巻の盛り上がりからしたら、今回はあんまり期待出来そうにないな…と思っていたら、瀬戸内ismを継承した兄弟子とのバトルとはなんとまあ熱い展開!しかもイケメン!このシリーズイケメン氾濫し過ぎじゃないですか?類友なの?イケメンじゃないと出演権ないの?俺は凜田先生と懇ろになれないの?コーラの川流れシーンはとても熱くてよろしい。これは惚れてまいますわ、うん。許さん!許さんぞ小笠原悠斗!次巻の表紙みたいなことになろうもんなら、このシリーズ読むの次巻で辞める!短編集やらのスピンオフは読む!楽しみ!

  • 小笠原くん、大活躍( ´ ▽ ` )ノ

    今回、鑑定や推理要素は少なかったけど、小笠原くんが活躍したのでオッケーです。

  • 今回は恋愛要素強し。嫌いじゃない。

全186件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松岡圭祐の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×