万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836529
感想・レビュー・書評
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登録番号:11160 分類番号:913.6マ(11)
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小笠原さんがかっこいい!
終わり方はにやりとさせられちゃいます。 -
2015.02.06.
おがさわらー! -
パワスポの謎
今度は京都だ!
「そうだ、京都行こう」はJR東海のCMキャッチコピーだが、本書にもそれを適用したい。
今度の鑑定は謎の「祈願箱」、そして単立寺のイケメン僧侶の秘密。
鮮やかな謎解きは一体どこに終着???
ある寂れた寺の跡取り息子は、あっという間に実家の寺を人気スポットにする。
その理由は「祈願箱」。
第一次安倍内閣の閣僚の名をピタリと的中させ、芸能人カップルの名前も当てる。
それは全て、「祈願箱」のおかげ。
それにあやかろうと大勢の人々が群がる。
一体どんな仕組みなのか、そして我らがQちゃんこと、主人公凛田莉子はこの謎にどうやって迫っていくのか。
手品、トリックは単純なほど見破れないという。
それは私たちの常識が大きな壁となって真実の前に立ちふさがるからだ。
よく、会社の研修などでは常識を打ち破れと語られる。
その理由として、自分がいる立場では「当たり前」であっても、他者の目から見れば全く通じないということが多かれ少なかれ存在するからだ。
しかしそれをどれだけの人が実行できるのか?
これまでの物語と同じく現実と虚構を巧みに混ぜ、物知りになれる知的エンターテイメント。
ワクワクする楽しみ、なるほどと唸らせる知識。
読書の楽しみを感じさせられる。
職業柄地名は覚えなくてはならないのだが、自分の勉強不足を痛感させられる。
マニアには程遠い.....
鰯の頭も信心から、というが、やはり神仏頼みは多くの人が為している。
近年のパワースポットブームにスパイスを一振りしたような本書、なかなかのものだ。 -
京都で世直しか、前巻の盛り上がりからしたら、今回はあんまり期待出来そうにないな…と思っていたら、瀬戸内ismを継承した兄弟子とのバトルとはなんとまあ熱い展開!しかもイケメン!このシリーズイケメン氾濫し過ぎじゃないですか?類友なの?イケメンじゃないと出演権ないの?俺は凜田先生と懇ろになれないの?コーラの川流れシーンはとても熱くてよろしい。これは惚れてまいますわ、うん。許さん!許さんぞ小笠原悠斗!次巻の表紙みたいなことになろうもんなら、このシリーズ読むの次巻で辞める!短編集やらのスピンオフは読む!楽しみ!
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小笠原くん、大活躍( ´ ▽ ` )ノ
今回、鑑定や推理要素は少なかったけど、小笠原くんが活躍したのでオッケーです。