瑠璃の雫 (角川文庫 い 64-3)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年7月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043897032
感想・レビュー・書評
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小6の美緒はアル中の母と弟の充の3人暮らし。父親は出ていき、充には末の弟を窒息死させた疑いがある。不遇すぎる環境の中で元検事の老人・永瀬と出会うが、彼には幼い娘を誘拐された辛い過去があった。
永瀬の過去を紐解く中で、自分の過去とも向き合う美緒が逞しかった。
長編映画を観たような、ぐったりと立ち上がれない読了感…… -
他人をどこまで許せるっかって、自分にどこまで嘘をつけるかってことかな、
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いつもの伊岡先生の様にサクサクっと先に進めることが出来なかった。
でも、点が繋がって来てからは一気に読めた。 -
ごめんなさい。
今作、ほとんど入り込めませんでした。
太田愛ロス状態で読み始めたのがイカンかったか。
ほとんど上の空で授業を聞いてて、一応最後まで聞いてました、そんな感じです。
第1部はかなり苦痛を伴い、特に充の描写は苦手。第2部は一転して読みやすくなったものの、第3部で再び失速。
真相?
うーん、衝撃的ではありませんでした。
なんか……スミマセン(╯︵╰,)
いつか再読したいと思います。
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アルコール依存症の母親、一番下の弟を殺したと思われている幼い弟、それが原因で出て行った父親。そんな家族を持つ主人公?の美緒。
母親の従姉妹である薫さんに引き合わされ、元検事の永瀬と交流を持つことで少しずつ変わっていく。
ところどころで流れがぶった切られて次のエピソードに入るから、せっかく入り込んで読んでいても興醒めになるシーンが何度か…。
全体的に長いかなぁ…。