螺鈿迷宮 下 (角川文庫 か 52-2)

著者 : 海堂尊

• 角川グループパブリッシング (2008年11月22日発売)

感想・レビュー・書評

[gosachiさんの感想 · 2013年5月27日]

ちょっと暗いお話。チームバチスタシリーズの方がすきだな

[reso100さんの感想 · 2013年5月26日]

碧翠院桜宮病院は終末医療の最先端として活動している．麻雀の負けでこの病院の闇の部分を探ることになった天馬大吉．大吉はあっという間に患者になってしまい、どじな看護師の姫宮から多くの傷を負わされる．対抗施設として東城大学医学部附属病院があり、そこの皮膚科の医者として白鳥が桜宮病院に潜入する．様々な人物が登場するが、桜宮病院の巖雄院長の存在感が大きい．事件の発端となった立花善次と大吉の接点が最後で明らかになるが、善次の生い立ちも複雑だ．

[すのまんさんの感想 · 2013年4月27日]

白鳥が真面目になっていました。

[rdstaka22さんの感想 · 2013年4月4日]

途中からだんだん面白くなってきた。病死意外にも自殺願望者を募って入院させていた。そして、その日にちが来ると突然死をとげる。そして白鳥の部下、「氷姫」がついに登場する。「チームバチスタ」から名前だけは出てきたのだが、登場することはなく、どういう人なのか解らなかったが、美人でおっちょこちょいだが、知的さを備えてるという、素敵な女性でした。最終的に、問題のあった碧翠院は院長自ら死を選び解体してしまいます...

[nayuさんの感想 · 2013年3月12日]

なかなか重々しく深刻な内容だった。　　
そして敵が圧倒的に強かった。　　　
碧翠院桜宮病院がやっていたことは、やはり現代の医療制度が抱える重大な問題なのだろうと思う。　　
桜宮一族は怖いです。　感情論としては分からなくもないですけど……。　　　
天馬大吉くんはなかなか波乱万丈な人生を送っていますね……。　
踏ん張って生き抜いて欲しいです。

[yu-honrirekiさんの感想 · 2013年3月12日]

何故か下巻だけ買って帰ってしまい
情けない思いをしました。。

海堂氏もの凄い執筆ペースゆえ
早め早めの文庫化を希望。

[youkyさんの感想 · 2013年3月12日]

医療問題を取り上げることに重心が寄りすぎてて、ストーリーが物足りない。待望の姫宮を登場させることで、バランスをとろうとした印象。どうしてもバチスタの完成度と比べてしまいます。

[ちょさんの感想 · 2013年3月10日]

　後半がやや概念的というか……うーん。文章はうまいけど読み返すとあらが目立つ感じ。ドラマティックすぎるというべきか。も少し泥臭くあってほしいと思うのはたぶん好み。

　天馬君がすごすぎるだろ。

[manaberyoさんの感想 · 2013年2月27日]

生き残ったのは、小百合？すみれ？

[12241984さんの感想 · 2013年2月17日]

ちゃんと帰結したのですっきりした。恨みの行き先には答えがないから、やるせなさが切ない。

著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』（宝島社）をはじめ同シリーズは累計１千万部を超え、映像化作品多数。Ａｉ（オートプシー・イメージング＝死亡時画像診断）の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』（講談社）がある。近刊著に『北里柴三郎　よみがえる天才７』（ちくまプリマー新書） 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』（宝島社）、『奏鳴曲　北里と鷗外』（文藝春秋） 。

「2022年 『よみがえる天才８　森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」