粘膜兄弟 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 559
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043913039

感想・レビュー・書評

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  • 2010/06/12読了

  • 粘膜シリーズ。って、なんともすごいシリーズタイトルになってしまったものですね(苦笑)。
    タイトルどおり、双子の兄弟の物語。戦争などの暗い時代の中で兄弟に降りかかるとんでもない災厄。双子であるが故の悲劇と喜劇。どうも陰惨でグロテスクで暴力的な雰囲気なのに、そこここに感じられるユーモアがポイントです。くすりと笑わされることが少なくありませんでした。
    そして「黒助」の正体がああいうことだったとは! そうして因果はめぐるのですね。

  • この人いったい何考えてんだシリーズ第三弾。幼児が衝動のままに書き連ねたような異形感とやめられない壮絶なドライブ感。
    推理作家協会賞はちょっと違うんじゃないかと思ったが(笑)。

  • 2010/6/1読了

  • 2010/5/28 Amazonより届く。
    2013/3/28~3/30

    旅行中の電車内で読了。
    久しぶりの粘膜シリーズ、三作目。相変わらずのエロ、グロ、ナンセンス満開の作品。磨太吉、矢太吉兄弟、へもやんのキャラが良い。これまでのシリーズでは一番読みやすいかも。

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著者プロフィール

飴村行 1969年、福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞。デビュー第2作『粘膜蜥蜴』で第63回日本推理作家協会賞を受賞。特異な作品世界で注目を集める。著書に『粘膜兄弟』『粘膜戦士』『路地裏のヒミコ』『粘膜黙示録』『ジムグリ』など。

「2018年 『粘膜探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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