ホルモー六景 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.86
  • (403)
  • (641)
  • (459)
  • (70)
  • (7)
本棚登録 : 4786
感想 : 483
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043939022

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ホルモー六景
    「ローマ風の休日」が最高にいい。
    楠木さんのようなキャラクターがとてもいい。

    人間には、得意なこと、苦手なことがある。
    それを温かく肯定している感じがとてもやさしく伝わってくる。

    それと「もっちゃん」
    ジョン・キーツの詩の一頁をちぎって渡す所なんか、最高に切なくていい。

  • シリーズ化してほしい

  • 『鴨川ホルモー』の(一応)第二幕、とでも言おうか、
    「あの時、実はこんなことが裏で起こっていてね…」的な、
    ちょっと心躍るサイドストーリー集。
    作品によって文体も微妙に違っていたりして、
    でもあの凝った感じというか、
    点を線にしようと意図的に繋げた感じというか、
    要はストーリーテラーな感じは全編共通で「いよっ!待ってました!」な気分。
    程良くサクッと楽しめる、
    プチ・エンターテイメント短編集だなー。

  • もっちゃんの檸檬大好きだから嬉しかったよ…

  • 鴨川ホルモーを読んだのが数年前だったので、なかなか思い出せなくて、、間をあけずに読めばよかったと激しく後悔。。゚(゚´ω`゚)゚。

    丸の内サミット、おもしろかったー。京都だけじゃないんだね。
    長持の恋はうるうるきました。鹿男ともリンクあり?!

  • 鴨川ホルモーのその後?スピンオフ?的な作品。
    悪くはなかったと思うけど、内容まったく心に残ってない(笑)

  • 鴨川ホルモーの続編、いや番外編かな。安倍クンやら楠木さんやら、高村クンやら…お馴染みメンバーがズラリと。安倍、楠木カップルの仲が進展してるのかと期待してたら、そうでもなく…ま、そうでもないからかえっていいのかな。芦屋の元カノ、高村クンの新しい彼女。いろいろ登場します。長持の恋の話が爽やかで、微笑ましい。

  • 鴨川ホルモーのスピンオフ的作品。勿論単体での面白さを否定するわけではないが、セットで読むことをオススメする。しかも、出来れば間髪入れずに、それも手元に鴨川ホルモーを持って読むと良い。何故なら、きっとあの場面やあの場面を振り返りたくなるから。青竜会のあの人や、本編ではスポットを当てきれなかった他大学のメンバー達の様々な活躍がとても楽しかった。それにしてもホルモーの世界は奥深い。京都だけだと安心出来なくなってしまった。恐るべし。

  • 前作「鴨川ホルモー」の番外編です。前作のシーンとうまく連携しており、おもわず「こんなことがあったのか」と笑ってしまいます。丸の内サミットが面白かったです。まさか、東京でもあるなんて・・・

  • 鴨川ホルモーのスピンオフ、短編六作。
    めちゃくちゃ面白かった~♪
    登場人物が皆、チャーミングで愛すべき人たちばかり。

    また久しぶりに鴨川ホルモー読みたくなっちゃった~

  • 2013.4.5読了。

  • 再読3回目。
    鴨川ホルモーのスピンオフ。
    本編のいろいろにまつわる様々なお話。面白い。

  • 前作があんなに伏線張りまくりだとは、読んでいるときには全然気づきませんでした。上下巻か?つークオリティ。

  • 鴨川ホルモー続編。

    ラブいのが読みたかっただけど
    ほのかな恋程度。

    前作忘れる前に読むべきだった。。

  • 鴨川ホルモーの続編にあたる短編集。ホルモーが好きなら読んでおいて損はないです。

  • 鴨川ホルモーのサイドストーリーで、
    短編が六編。 私は最後の「長持ちの恋」が一番スキ。プロローグを読み返してしまった。残念なのは鴨川ホルモーを読んでから日が立ちすぎて、登場人物その他、あまり覚え無いことなんだよねー。鴨川…のあとすぐ読めば絶対もっと楽しめたのに。

  • 鴨川ホルモーの裏側。この作者は本当に頭が良い。

  • 面白かったけど、やっぱり「鴨川ホルモー」の方が好き。

  • 鴨川ホルモーのスピンオフ。各登場人物の細かい描写とかまでは覚えてなくて、読んで即本編と結びつく、って感じが今一つ実感できなかったのは残念だったけど、単体で見ても面白い短編集だった。『檸檬』とか織田信長とか出てきたのもビックリだったし。それにしてもホルモー、本当に行われてそうなこと。

  • 下らないけど面白い。ジャパニーズファンタジー。

  • 鴨川ホルモーが非常に面白かったので読んだがこれまたとても面白かった。
    短編であるがどの作品も原作にリンクしていてニヤッとした。

  • 『鴨川ホルモー』の、続編だったので読んでみたのですが、ちょっと期待はずれでがっかりでした。

  • ホルモーシリーズを読むと、学生時代の奇怪な再会を思い出す。学会のため京都の大学に行ったとき、数十とある発表会の一つで発表したのだが、前者が高校時代の彼氏だったのである。あれには心底驚いた。

  • おもしろ過ぎ。嫉妬死にしそうになった。

  • ―――このごろ都にはやるもの。恋文、凡ちゃん、二人静。
    四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと
    今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。
    負けたら御存知、其れ「ホルモー」。


    『鴨川ホルモー』の続編…と見せかけて、前作のキャラが登場するオムニバス

    『鴨川ホルモー』が恋愛風味の味つけをされたエンターテイメントだったのに対し
    今作は「ホルモー」をスパイスにした恋愛小説

    男を主人公にするとねちっこい心理描写が卑屈な印象になるのに
    性別が変わるだけでちょっと爽やかになるのは不思議だ

  • おもしろかったけど、本編の衝撃に比べればうん。


    とりあえずお茶女と一橋とあとふたつか三つってどこなんだろう。
    東大は入ってそう。
    早大はいってないかなー。
    こういうばかばかしそうなこととっても似合うと思うんだけどな!!
    代替わりの儀式とか嬉々としてやりそうだよね!!
    浪漫!!

  • 「鴨川ホルモー」の裏話的短編集。青春小説としてはこっちの方が面白い。そしてちょっと泣けるのがさらにいい。

  • 鴨川ホルモーのスピンオフ短編集。
    恐らく本編を読んでいないとさっぱりわからないと思う。
    本編同様、著者による不思議な世界観の中で描かれる恋愛青春小説。
    本編よりも京都各地の描写があったので、京都に住んだことのある身としては懐かしい思いに駆られた。

  • 最高

  • 短編集なので大きな山場はなく盛り上がりにかけるけど、相変わらずの万城目ワールド前回で思わずニヤニヤしてしまう。

全483件中 211 - 240件を表示

著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

万城目学の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×