- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043939022
感想・レビュー・書評
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面白かったー。最後の「長持の恋」は切なくて涙してしまった。「ローマ風の休日」も好きだった。
万城目さんの発想って相変わらずすごいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋愛色が強いホルモーの続き。
ホルモーのほうが圧倒的に面白いけど、これも楽しく読めた。 -
最後の話で泣きそうになってしまった。いい話だった。でもどれも良かった!まあでも鴨川ホルモーの方が面白かったな、当然か笑。
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鴨川ホルモーの続編であり、短編集。より青春色強めでホルモー戦は殆どない。最初と最後の話が好きだな。
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短編集は、すっきり読めて好き。関東のホルモーは適当そう。
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ホルモーを軸にした短編集です。
本編を読んだことはないですが、
ホルモーが何かは詳しく知りませんでしたが、話が綿密で面白く、
是非とも本編も読んでみたいと思いました。
個人的には『長持の恋』が良かったです。 -
前半は単調な調子だったが、最後の二つの短編で一気に盛り上がる。いけっ、そう、これだっ、っていう万城目ワールドに引き込まれる。
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第三景”もっちゃん”で気に入っているくだりはこれだ!
「レモンを嗅ぐと頭が覚醒して脳の働きが活発になって霊感(インスピレーション)が舞い降りる。」
なんて古典文学的な表現だと感動した。後々、”もっちゃん”をググったら、なんと実在の人物だったのは驚いた。もっちゃんは物語と同じく古典文学の巨匠だった。
この”もっちゃん”に出てくる安倍は、本編からの情報から推測すると、居酒屋「べろべろばあ」の店長、もしくはその先代の”告げ人”だろうと思われる。万城目学の作品は時間軸の使い方がうまくてホトホト感心させられる。 -
「鴨川ホルモー」+「ホルモー六景」で万城目さんの面白さがよく分かりました♪
さらっと読めて、とっても面白いです。 -
『鴨川ホルモー』 のスピンオフ作品を6編集めた短編集。なのだが、6作全てちゃんと意味をもっていて、鴨川ホルモー本編をしっかり肉付けする役割を果たしているので、どれも歯ごたえをもって読める。
あいかわらず奇妙な世界観はそのままだが、本編よりちょっぴり切なさ多めという感じ。ともすれば読者が引きかねないくらい奇抜な世界観にありながら、うっかりほんのりとさせられる。そこがやはり魅力的。
さらに素敵なことは、本作を通してさらなる謎がいろいろ散りばめられたこと。同志社黄竜陣とか東京ホルモー(?)とか気になって夜も眠れじ。続編をぜひ! -
鴨川ホルモーの番外編。
先に鴨川ホルモーを読むのがオススメです。
前作みたいな鬼を使役したバトルではなくて、
それぞれのキャラクターに焦点を当てたスピンオフという位置づけ。
いわば短編集なので、サクッと読める。 -
久々のホルモーでした。
「長持の恋」は他にも似たパターンのストーリーがありますが、ラストに向けての
流れが爽やかでジーンッときました。
それにしても、京都モノは登場する女性に恋しそうです。今回は楠木さんかな・・・ -
青春だ
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『鴨川ホルモー』の、スピンオフ短編集で、タイトル通り、六つの短編が収められています。
どれもそれぞれ、「ああ」と、思わずにやりとしてしまう部分がありますが、第三景の『もっちゃん』と、第六景の『長持の恋』は泣きました。
第三景の『もっちゃん』は、途中から、「ああ、ひょっとして…」と思ったら、やはり、だったのですけれど。もっちゃんの事を思い、少し泣きましたが、最後のオチが上手過ぎて、涙が吹き飛びました。そう結びつけたかぁ。
第六景は、伏見稲荷の料亭、「狐のは」が、まさかの登場。喜んでいたのも束の間、何だかもう、はらはらどきどき…。最後の返信からラストまで、ずっと涙が。
笑って、泣いて。素敵な小説でした。 -
程よいスピンオフ
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京都の地で鬼を率いた魑魅魍魎合戦、その名も「ホルモー」。
前作「鴨川ホルモー」の登場人物からなる短編集。
ん~~、続編じゃなくて番外編なのね~。
紹介では続編と書いてあるので期待したのに。
作品自体はサクサク読めて面白かったです。
ただちょっと自己満足的なストーリーに後半はマンネリしちゃいました。
番外編なら、せめて本編をもう1作品あったらよかった。
各主人公にあまり感情移入できなくて(^^;
前作「鴨川ホルモー」を読んだ方にオススメの作品です。 -
もっちゃんが好き。学生時代に教科書に載っていた、印象深いあの作品に繋がっていた。素敵なホラ話をありがとう!
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本編より面白いかもしれない。
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『鴨川ホルモー』を先に読むことを強くお奨めします。
なぜなら、
「ホルモー」とはなんぞや?
「誰某」とはどのチームの何代目?・・・云々、
と、いろいろ下地を知っていた方がより楽しめるからです。
短編集なので本作単独でも読めます、たぶん。
でも、
「あ〜、あのエピソードの裏にこんな事が・・・」とか、
「アノ人にはこんなエピソードもあったのね・・・」とか。
思わずニヤッとしたりほろ苦かったり。
縦にも横にもホルモーの世界が広がって更に楽しくなります。
解説者が「ホラ話」と書いてましたが、
ホントにこの作家さんはホラ話が巧いです。
4つの大学の学生が各校毎にチームを組んで、
「ホルモー」という競技(?)をする話、『鴨川ホルモー』。
実際良く知る京都の大学の学生が、
やはり良く知る京都の街のあちこちで繰り広げるのが、
荒唐無稽な「ホルモー」。
先輩から後輩へ脈々と受け継がれて(たぶん)五百代以上。
ルールやら決まり事やら、
ホルモーワールドがきちんと作り上げられていて、
無さそうで有りそうな話になってます。
当事者にしかオニは見えないそうなので、
私が知らないだけで何処かでやってるかもね・・・と。
過去にあったホルモーが垣間見えたり、
「なんと?5つ目のチームが再発足か?!」
と思わせぶりなエピソードがあったり。
誰某の切ない恋愛事情があったり、
ホルモーの舞台が東京に広がったり。
ホルモーワールド。
本作では時代的にも地域的にも広がって、
益々興味が沸きました。
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鴨川ホルモーのそのあとで、その裏で、その前に、こっそり起きていた小噺を収めた短編集。
「鴨川ホルモー」本編を読んでからでも、読んでいなくても楽しめる。
現代の恋物語から、なんとなく時代かかった話まで、色々な系統で面白かったです。私は本編よりこっちの方が好きだったなあ。 -
信号は青に変わり、北山通に入った。
月は宝ヶ池の空を、どこまでもついてきた。
(鴨川[小]ホルモー/ローマ風の休日/もっちゃん/同志社大学黄竜陣/丸の内サミット/長持の恋) -
『鴨川ホルモー』が面白かったので、古本屋で探して即購入。ホルモーに関わる六つのお話が入っています。
万城目さんはいわゆる「ホラ話」を書く人ですが、本作では、物語の中に歴史的な出人物や事件を織り交ぜることで、なさそうでありそうな話を上手に作り上げています。「青春歴史ファンタジー」といった趣です。
馬鹿馬鹿しさは相変わらずで(いい意味で)、肩の力を抜いて読めるのがいいですね。『鴨川ホルモー』を面白いと思った人は、こちらの作品も読むことをおすすめします。 -
タイトル通り「鴨川ホルモー」のスピンオフ短編が6話
ホルモーに出てきたあの人の話やあのエピソードの裏側だけで収まらず、時系列と各登場人物のエピソードが大いに絡みまくっており、予想以上に楽しめました
鴨川ホルモーを読んですぐにこれを読むのをオススメします
特に良かったのは「もっちゃん」と「長持の恋」
後者みたいな話、嫌いじゃないです
むしろ大好物(゜д゜)ウマー -
伏線もあってスピンオフだけど短編としてもかなり面白かった!
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6つの短編のうち、一番さいごの「長持の恋」が好き。なんかきゅんきゅんします♡
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番外編好きなのですごく面白かった。
東京編が特に好き。 -
短篇集みたいななってる。
鴨川ホルモーを読んでから読むことをオススメします。