若冲 ――広がり続ける宇宙 Kadokawa Art Selection (角川文庫 ん 30-4 Kadokawa Art Selection)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043943494

感想・レビュー・書評

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  • 若冲関連の書籍を10冊近く読んできた集大成の一冊。

    読めば読むほど、この絵を見てみたいという気持ちが高ぶり。さすがにロサンゼルスまで見に行くことも叶わず。と思っていたら滋賀のMIHOミュージアムでまさに若冲展をしていると。行きたいなあと思っていたら、なんと偶然にも今週末から滋賀出張!?こんな奇跡のような偶然が起こり得るのかと。でも、こういうときは流れに身を任せて動くのが一番。ということで、日曜日に見てきます。本物の若冲を!

  • 絵も素晴らしいが、魅力的な人だ

  • Kadokawa Art Selection は、安価で世界の名画が楽しめるとあって、お気に入りのシリーズの一つだ。
    若冲については、以前から興味を持っていたが、改めてその素晴らしさを認識した。
    動植物を繊細かつ緻密に描き、構図、色彩とも卓越している。
    若冲の絵の実物は大阪のどこかの美術館でその一部を見たことがあるが、この本に載っているような代表作を見たい。

著者プロフィール

狩野 博幸(かの・ひろゆき):1947年福岡県生まれ。日本近世美術史家、前京都国立博物館名誉館員。九州大学文学部哲学科美学・美術史専攻卒業。同大学院博士課程中退。京都国立博物館を経て、同志社大学教授。専門は桃山絵画、江戸絵画。特に狩野派・長谷川派・琳派・18世紀京都画派が研究領域。京博時代は、数々の名企画展を手がけた。主な著書に、『目をみはる 伊藤若冲の『動植綵絵』』『狩野永徳の青春時代 洛外名所遊楽図屏風』(小学館アートセレクション)、『反骨の画家 河鍋暁斎』(新潮社 とんぼの本)などのほか、美術全集、美術展図録の解説など多数。

「2022年 『江戸絵画 八つの謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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