ファントム・ピークス (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.28
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本棚登録 : 2227
感想 : 372
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944026

感想・レビュー・書評

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  • 一時期どの書店で見ても平積みだったので、ちょっと期待しすぎた。なんてことないパニック小説というか、パニックという程でもないというか。心理描写が薄くて、ただ事実を羅列してくだけなら、別に小説じゃなくて良くない?それなら映像で良くない?と思った。

  • 「宮部みゆき氏絶賛」の帯に期待しすぎてしまったかも…はじめの得体の知れない陰鬱とした雰囲気は好み。でも途中からは、その生物への恐怖しかない。本当にそれしかなくて、主人公にもうんざりしてきて…なんだか疲れた…

  • 普通くらい。

  • 何がいるかと思ったら普通に熊かぁ。
    という感じ。
    雪男とかカッパとかのが好みだ。
    淡々とした文章はエゴが少なくて◎

  • 書店で大絶賛されていましたが、自分の好みではありませんでした

  • パニック映画を見ている様な感覚で読めました。
    というかパニック映画そのものでした。
    山に潜んでいる存在が、分かりそうで分からない微妙なバランスで先が気になりました。終盤がよくある展開という感じで少し残念でした。

  • 途中、会話ばっかりになったりして、小説らしさをあまり感じませんでした...

    「ファントム」って言う英語は「幽霊」と覚えていたので、てっきり村上春樹の「海辺のカフカ」に出てくる様な得体のしれない化け物の話だと思い込んでました。

    なので、正体がアレとわかってがっかりしました~

    現代社会の荒んだ人間性とか、強欲さの象徴的化け物であって欲しかったなあ~

    これだけだとシュワルツェネッガーの映画『プレデター』そのまんまやん....

  • 20130426
    ヒグマが本州に現れ、人びとを恐怖に落としいれる、
    3点

  • 最初ミステリーで入りながら途中であっさり謎は解けてそのまま最後までなだれ込む。好みは人によるかもしれない。

  • 昔、タイトルは忘れたが熊が村落に降りてきて人を次々襲う映画を見た。その夜、熊に襲われる夢をみてしばらく熊が恐ろしかった。そんな感情を思い起こさせる作品だった。

著者プロフィール

長野県生まれ。映画の宣伝プロデューサーを経て、執筆活動に入る。第12回松本清張賞の最終選考に残るも、癌を発症。惜しまれつつ他界。本作は前作「ファントム・ピークス」(角川文庫)に続く、最期の作品。

「2011年 『サイレント・ブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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