コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)

著者 : 高橋千鶴

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年6月23日発売)

感想・レビュー・書評

[だまさんの感想 · 2011年8月15日]

ジブリで映画化されたという以外、全く前知識なしで購入。
時代やらなんやらあるんだけど、主人公に罪はないのもわかるんだけど、
家族環境に突っ込みどころ多すぎて、話に浸れなかった…。

周りに流されず、自分で考えて行動するヒロインは小気味いいし、
周囲の人の面と向かっては出さない気遣いや優しさも、さらりとしていてすごくいい。

ヒロイン、メルは大人になったというより、
大人びすぎていた殻がはがれて、等身大の年相応の高校生に戻れたように見えた。
そこが読みおわって、嬉しかった（？）し、ほっとした。

[ひーさんの感想 · 2011年7月17日]

映画割と面白かったんで読んでみましたが。…宮崎駿ってホント凄いわ。自分のような凡人には、これを映画にしようという発想からして理解出来ない。耳をすませばもだったけど、なんでコレからアレが作れるんだ。

とりあえず映画と違って俊が全く魅力なくて興醒め。