初恋ソムリエ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2091
感想 : 201
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944552

感想・レビュー・書評

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  • ハルチカシリーズ2作目、2年に進級した主人公達は校内外に起こった謎をひらめきとキレの良い推理力を駆使して解決に導く。「スプリングラフィ」では、コンクールを目指すために部員集めに奔走する姿は青春さを感じ、クラリネットを始めたきっかけを紐解く謎解きの面もあり、楽しめる。「初恋ソムリエ」は、エスペラント語の会話は面白く、コンクールを目指し、練習に励む姿、少人数であるがゆえの大人数とは違う苦悩、いくつもの楽器を担当する大変さ、お弁当の場面は青春真っ盛りだと感じる。謎の部分は悲しさあり、楽しさ有りで良かった。

  • 図書館で。ハルチカ二冊目。
    ギリギリうっとおしくない女子高生とイケメン過ぎない男子高生のバランスが良いなあ。この二人が幼馴染で仲良しってのが良い感じなんだと思う。

    というわけでずんずん部員を獲得している吹奏楽部。今回ゲットするお仲間は…という感じですがちょっと切ない話も多いですね。セクトとか時代を感じるなぁ…。
    ツンデレ少女の芹澤さん(だったかな)が良い感じです。
    次も楽しみ。

  • ものすごく個人的な話なんですけどカイユと芹沢さんがすごく面白いキャラクターだなと思った巻。ここの2人大好きです。ハルチカシリーズはいつも安心して読める。えっ、と思っても、悲しくなっても、必ず拾い上げてくれるような。元気がないときに読みたくなる作品です。

    今後のハルタの葛藤の行く末が気になる。知らなくていいこと、公に明かすことが全て正しいのか?正義なのか?若い彼らにはいっぱい悩んで青春してほしいものです。

  • ハルチカ2作目。
    またも趣向を凝らした伏線だらけで楽しめた。
    草壁先生が今回はほとんど活躍しない。
    そして着実にメンバーが増える。
    ホロッとさせる話がある分、退出ゲームの方が好きだった。

  • 人の一言で人生が変わるそれを実感できる物語でした

  • ハルチカシリーズの2作目。青春ミステリなのに背後には社会問題なども描かれていて、読み終わった後なんとなく考えてしまう感じがしました。

  • わたしたちは、つながっている。過去と未来と、誰かと。

    ハルチカシリーズ第二弾。ちょっとずつメンバーが増えてくる。元バレーボール少女・穂村千夏と幼馴染の美少年・上条春太のハルチカコンビは二年生になった。

    「周波数は77.4MHz」が一番好きな話。ヘルメットの美少女・麻生美里が率いる地学研究会が見つけた秘密とは。並行して語られる自動検知では合わせられないローカルラジオの人生相談番組とパーソナリティの正体。

    チカちゃんは体育会系が根付いているのか、へこたれても諦めず、いつも前を向いている。チカが発するパワーが色々な事情を抱えた仲間を支え、引っ張って、まとめていく。そのパワーの源は、片思いの草壁先生なのだ。まさに青春。

  • 2016/3/19
    若いなぁ。おばはんにはまぶしい。でも恥ずかしくなるほどではない。
    続きも読むよ~

  • 芹澤さんがチカちゃんになんやかんや優しいの最高に好き。

  • いよいよ普門館を目指して力強い味方が集まってきたところ。
    今回エスペラント語が出てくるなど、初野さんの博識ぶりに驚かされました!
    ただの単純なミステリー以外の知識も豊富な小説で、進むにつれて読むスピードも早くなってきました。

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著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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