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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044092030
作品紹介・あらすじ
貴族社会が崩壊を迎える平安末期、京を舞台に勃発した保元・平治の乱。武士中心に語られてきた通説は、錯綜する兵乱の真実を本当に捉えているのか。河内源氏と伊勢平氏を巻き込み、王家と摂関家が骨肉の争いを繰り広げた保元の乱。政治の実権を握った信西を、院近臣藤原信頼らが源義朝の武力で倒すも、平清盛に敗北、河内源氏の壊滅と清盛の勝利を招いた平治の乱-。野心に燃える貴族と武士たちが鎬を削った、闘いの真実に迫る。
感想・レビュー・書評
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関与した様々な勢力・人物の動向を整理し、乱の展開と歴史的な位置付けを明らかにしようとする内容。専制権力としての院政が解体され、多様な対立軸の中から平氏政権へと繋がっていく過程が興味深かった。
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保元・平治の乱を武士中心ではなく王家、貴族なども含めて描かれていた。
特に平治の乱は通説である源平の対立としてではなく貴族の主導権争いとして興味深く読めました。
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