レディ・ガンナーと宝石泥棒 (角川スニーカー文庫 113-4)
- KADOKAWA (2003年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044231040
作品紹介・あらすじ
ローム王国行きの船上。ゲルスタン事件で知り合った少女、ミュリエルの故郷を訪問するという気楽な旅に心弾ませていたキャサリンは、偶然駆け落ち話を聞いてしまう。ロマンス小説のような一場面に、不思議な興奮を覚えた彼女だったが、まさかこの小さなエピソードをきっかけに、大がかりな宝石盗難事件に乗り出すことになるとは思わなかった!お馴染み四人の用心棒に加えて、宿敵(?)アンジェラも登場、絶好調のシリーズ第3作。
感想・レビュー・書評
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[江東区図書館]
レディ・ガンナーの第4巻。
旧いだけでなく、他のシリーズほど著名でないせいか、なかなか揃っておらず、シリーズ順を調べてから個々に探す羽目に、、、、そしたらこの巻に関しては後版が出ていて、イラストはそちらの方が好みだった!ので少し失敗。
筆者自身が書きたかった内容なんだろうけれど、そもそも"カドカワスニーカー文庫"である上に、イラストもイラストなので、、、天使シリーズ以上に幼い感じに。ただ、読み始めてしまえば話自体は面白いので気にせず読めるし、茅田砂胡独特の正義感というか、倫理観と言うか、一本筋の通った主人公とそうでない悪漢たちとの感覚やズレというのは相変わらず小気味よく読めた。きっとイラストが違えばもう少し大人っぽく落ち着いた世界観になっただろうな。
今回は前作で知り合った鰐のミュリエルとの話。と思いきや、時代錯誤な駆け落ち話から、1作目で出て来たアンジェラも再登場。表題となった"宝石泥棒"が何のことやらと思いつつも読み進めると、駆け落ち話が一段落してやっと本題登場!やけにのんびりと進んでいた前半とは異なり、宝石がなくなってからの後半は、息もつかせぬ追跡劇が立て続けに。ただ、最後に無事逃げおおせたジュリア―ノは、どうなるんだろう?このシリーズの特性?上、今後も何かの折に出てくるのかなー?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
むしろこちらのほうが「大追跡」な気がしないでもない
用心棒は万能過ぎて使いどころが難しい -
シリーズ第三弾今回は展開が早い分物足りなさを感じる。
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推理仕立て。まあ、全てが読み通りだったけれど、痛快だった。ただ、狐野郎が逃げ切ってしまったのには、モヤッとした。
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再読ー。
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駆け落ち騒動のドサクサにまぎれての宝石強盗。
最後はハッピーエンドでよかった。 -
イラスト / 草河 遊也
デザイン / はらますみ -
偶然知りあった駆け落ち予定のカップルはミュリエルの友人でその父親は宝石商で重要な作品を抱えていた。
(2005年10月28日読了) -
2010/05/09 読了。
図書館感謝。