赤×ピンク (角川文庫 さ 48-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281021

感想・レビュー・書評

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  • どの女の子にも、少し感情移入できる部分があり、最後はそれぞれ「良かったね(^-^)」と思える結末でした。

  • 舞台は非合法のガールズファイト。
    まゆ、ミーコ、皐月。
    性格、境遇の異なる3人の女性の視点から描かれる短編集。
    3人の共通点は、現実から逃げるようにして、闘いの場に身を任せている。
    どこか刹那的に生きている彼女たちが生き方を探っているような描写が印象的。

  • 桜庭一樹特有の不安定な少女達の描写が良い。
    廃校を舞台にしたガールファイトという設定も斬新。

  • 『赤×ピンク』読了。
    タイトルからもっと華やかな世界観を想像してたけど泥臭い少女たちのお話だった。
    ガールズファイトで戦う泥臭い少女たちが垣間みせる華やかさが際立ってちょっとドキドキした。少女であることで無敵になれるあの頃に戻りたいよ。

    2015.9.20(1回目)

  • 友達からのオススメとして桜庭さんを聞いたのとジャケ買い

    本作は非合法の闘技場にいる3人の女性のそれぞれの視点での物語で構成されている
    悩みはそれぞれだが、皆等しく悩み闘い答えを探し苦しんでいる
    しかし闘う方法であったり、答えを見つけた後の行動も十人十色で良いんだよなと思えた

    今後悲しい事があったら酒ではなくコーラを飲もう

  • 1番最後の話が1番好きだけど、どれも同じくらいおもしろい

  • 「砂糖弾丸」と比べてはいまいちな感じだが、桜庭先生の「少女味」はやっぱりあふれている。

  • 世界観がなかなかフィクション性強いが、女の子たちの内面、心情面が緻密に描かれていておもしろかったなあ、
    まゆ14歳が、息苦しいここでしか生きてはいけないという考え、とても共感できました。

  • 読了

  • 未知の世界、格闘技。

著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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