櫻の園 (角川ルビー文庫 13-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044339012

作品紹介・あらすじ

「一年後、もう私達ここにいないんだよね…」創立記念日にチェーホフの『桜の園』を上演する、桜華学園高等部の演劇部員達。この日を境に部活を引退する3年生には、これが最後の舞台。開演を目前にして、彼女達の胸に去来する様々な思いとは…?大人になってしまう前の、少女達のはかなく切ない輝きを描いた青春小説。過ぎ去り行く少女期へのオマージュ・吉田秋生原作の映画を小説化。

感想・レビュー・書評

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  • こういう、派手じゃないんだけど確かに物語が動いてる話って心が一番じんわりとする、気がする。桜に囲まれた女子校と年頃の女の子たちのあけすけな会話のコントラストが絶妙。

  • 高校生女子の青春。女子高、女子高の青春。彼氏とか、友達とか、憧れの先輩とか、高校卒業間際になったら、余計に考えたりするんでしょうね。人間関係を微妙にリンクさせていくオムニバス手法は、まさに吉田秋生と言ったところ。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

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