箱はマのつく水の底! (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044452162

作品紹介・あらすじ

コンラッドとも、そしてヨザックとも離ればなれになったおれ、マ王・渋谷有利。小シマロン王サラレギーとふたりきりで聖砂国内を移動することになったんだけど、おれはどうしてもこの同行人に心を許すことができない。一方、村田たち地球組は、異世界で消息を絶ったおれを心配して行動を開始するが…?表題作のほか、有利と村田の地球生活をえがく短編『マ王陛下の花嫁は誰だ!?』も収録した、マシリーズ本編第13弾。

感想・レビュー・書評

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  • コンラッドとユーリの再開シーンやばい。挿絵が。・・・久しぶりに糖度百で・・・。あとサラはちょっと・・・物凄く酷い目に遭うといいなあと思います。

  • p123 コンラッド「兵士を死なせるのは上に立つ者だが、誰かのために生命をかけるかを決めるのは兵士だ。自らです。そうでなくてはならない。
    グリエは誰のために自分を使うのかを決めたんです。彼の決断を認めてやってください」

  • シリーズ本編第13弾。

    王家の墳墓をめざす有利ですが、ヨザックをうしない、有利自身も視力を喪失してしまいます。サラレギーはそんな彼の精神を追いつめますが、有利は前へ向かうことをあきらめめようとしません。それでも、水を得られないことで有利の心は追いつめられ、ついに折れようとするとき、コンラッドが救けに現われます。

    ところが、そんな彼らに今度はゾンビの集団が襲いかかってきます。ゾンビをあやつっているのはサラレギーの母・アラゾンです。有利は、法力をもたないばかりに母から疎まれたサラレギーの身の上を聞かされます。そしてラストで、ついにヴォルフラムが合流することになります。

    なお巻末には、有利とムラケンの魂が入れ替わってしまう短編「マ王陛下の花嫁は誰だ!?」が収録されています。それにしても、あいかわらず展開が遅いのには困ります。

  • 13巻

  • 絵がなかったら怪しい部分が多々あります。そこを見てついつい笑ってしまった記憶が。

  • いろいろありすぎて…

  • ケンちゃん健気ー。
    そして相変わらずの鬱展開。三男ー!

    ウェラー卿が過保護だ。…いつもか。

  • かなり暗く憂鬱になってしまいますがその雰囲気がまるマでは新鮮で好きです。次男との再会にはドキドキしました。

  • 読んだ、かも?

  • 聖砂国ではユーリとサラレギーの危険な道中が続き、地球ではムラケンとロドリゲスとの旅が繰り広げられている。また、地球のほかの場所では、ボブ、アビー、勝利が箱を探索中…。
    聖砂国の地下通路は過酷だし、あいかわらずサラレギーは嫌な奴だ。でも彼の家族に原因があるのかな?それがどう明らかになるのかきになるところ。それから、サラはなぜ暗闇で目がきくのだろう?
    ユーリがコンラッドと再会できてよかった。大シマロンに籍はあるけれど、やっぱりコンラッドはユーリが一番なんだ。今後それを見せてほしい。ユーリの目は・・・見えるようになるのかな。
    ムラケンの前世の話は、切ない。現世でユーリと巡り合えて、何でも話せるということがとても重要なことなんだなぁ。でも、勝利たち一行といい、ちょっと地球の話は生ぬるい気がする。
    ちょっとした番外編が付いていたけど、あまり面白くなかったな・・・・。

  • 2010年4月13日

  • (2006.5.1 初版)

  • 集め途中

  • 勝利がんばれ。
    健ちゃんがんばれ!!

  • 暗いです。
    喬林氏の作品とは思えないほど暗いです…

    地球編と魔界編とが同時進行。
    ムラケン大活躍。
    しかし魔界でのユーリは悲惨を極めてます(T.T)
    サラはユーリも欲しいのでは?
    ユーリとコンラッドと再会シーンはジンとします。
    でも。
    最後の最後、目の見えないユーリに刃を向けたのは…ヴォルフ。
    なんで?どうして??


    と、『ムラケン』と『あとがき』の後にショートで『マ王陛下の花嫁は誰だ?!』が収録されてます。
    ネタバラシしちゃえば、入れ替わるんだけど…
    どんどん大きくなるんだよねぇ〜。
    途中のイラストでギュンターのドレス姿は一見の価値あり?
    こちらは相変わらずのドタバタです。

  • ムラケンもヴォルフもヨザも・・・と色々気になること多すぎる。
    なにより、あんなとこで終わられたのが一番嫌だ。
    気になって気になってイライラしちゃう。

  • 古本。
    なんと言っても挿絵がやばかった!(笑)
    久しぶりに次男らしい次男を見ることのできる1冊。

  • 短編と本編の差がすごい。でも短編がなければ欝になる

  • 目の見えなくなったユーリはそれでもがんばって地下通路を歩きます。でも、どんどんサラへの不信感が募り、ついにサラ再び本性現します。水もなくヘロヘロなユーリを救いにきたのはもちろんコンラッド!久々の甘やかしモード絶好調です。でも。ヴォルフがぁ〜!!で、終了。

  • 手を出すまいと思ってたのに、後書を読んで朝香さんと仲良しだと知った瞬間あっさり手に取った。顔だけだと思ってた三男坊が実は一番男らしい熱血漢だと知り、うっかり嵌りました。ヴォルフラムって沸点低いですよね。そんなところが可愛いんですが。このギャップにやられるんです。

  • 前回の終わりは何かの間違いではなかろうかと期待していたのですが…世の中、そんなに甘くはないようでした; でも今回の終わりは何かの間違いだと、次作が出るまで信じてます。ムラケンの安否も気になりますし…。

  • 第十三巻

  • 丸マシリーズ第十五巻。地下通路でサラレギーと二人きりになったユーリ。しかも視力を失って心神耗弱状態。やっとのことでコンラッドが追いつき、救出されたと思ったら、穴の外では何だがアクシデンドの様子。暗い穴の底で自分の身を守ろうと刃を向けた相手は・・・。一方地球では相変わらず村田と勝利がそれぞれユーリを救出しようと画策していた。かつて箱の一部だったものを手に爆発に巻き込まれた村田は炎に巻かれながらも向こうの世界へ繋がったと確信していた。

  • あとがきがやさぐれている。この巻を書くのは相当辛かったんではないかと予想。挿絵…やりすぎではなかろうか。確かにそういうシーンなんだけど!あえてそこをチョイスですか!なんか描き手の妄想がかなり反映されているような気がするンですけど!久々のヴォルフにどっきどきでした!

  • 『まるマ』シリーズ13巻。

  • 2006年05月01日

  • サラ黒い…サラ黒いよ…!ムラケンズが切なすぎて泣けます。

  • 原作派

  • コンラッドとも、そしてヨザックとも離ればなれになったおれ、㋮王・渋谷有利。小シマロン王サラレギーとふたりきりで聖砂国内を移動することになったんだけど、おれはどうしてもこの同行人に心を許すことができない。一方、村田たち地球組は、異世界で消息を絶ったおれを心配して行動を開始するが・・・・・?
    表題作のほか、有利と村田の地球生活をえがく短編『㋮王陛下の花嫁は誰だ!?』も収録した、㋮シリーズ本編第13弾!

  • このシリーズ、ギャグっぷりが好き。「トイレに流される魔王」なんて世界中探してもきっとこの本だけです(笑)

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著者プロフィール

埼玉県在住。2000年、「今日からマのつく自由業!」にて文庫デビュー。同“まるマ”シリーズはTVアニメ化などを経て、シリーズ累計650万部の大ヒット作となる。

「2013年 『今日からマ王! 魔王誕生編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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