彩雲国物語   紫闇の玉座(上)   (角川ビーンズ文庫 46-21)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499211

感想・レビュー・書評

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  • 瑠花と羽羽の物語がすごく綺麗だった。「黄昏」の時に本当に大切だった人と一緒ならば、どんなに悲惨な宿命に振り回され続けたとしても、悪くない人生だったかもと感じるかもしれない。

  • 2012.10.12読了。
    蝗害対策に駆け回る秀麗、対策出来た頃には、瑠花、羽羽、英姫らが亡くなり、秀麗も残り一日の命となって…

  • 縹家は瑠花姫、羽羽さまと、印象の強いキャラクターたちが退場されて行きました。

    秀麗、劉輝がどうなるのか、とてもハラハラします

  • やっと終わりですが。
    最終巻に近づくにつれて、ジジイがかっこよくなっていく変な小説だな。

    若いってすばらしい→若いけどミスが多いからがんばなくては→やっぱ経験だよね→年寄りは若い奴のためにー

    最終巻は、年寄りが全部死ぬ、と見た。

    と、この巻はジジイじゃなくて、ババアだった。

  • いよいよ最終巻へ突入。

    護るべきものを護るために先の時代を駆け抜けた大人たちは静かに去っていくのだろうか。

    劉輝の都落ち。
    この巻は秀麗が出ずっぱりで、劉輝はいっかな出てこなかったから、なおのこと。
    その理由はなんなのだろう、と思う。

  • クライマックス突入。

    異能使いすぎな気がする。

    残り1巻しかないけど大丈夫だよね?

    ちゃんと収拾つくよね。

    心配になってきた。

    次が最終巻。

  • 黒い蝶

  • 一回目、結構流して読んじゃったかも。本てさ、もちろん起承転結どんな話なのかが気になるけど、同時に、その中の人たちがどんな思いで何をしたくてそうするのかっていうのも、追わなきゃだめなんだよね。本の中で登場人物たちは生きてるんだから。

    だから、大事なことも拾うべきことも、もっともっといっぱいあるはず。

    どこから読み返そうかなー。

    あとね、静蘭てなんか嫌いになれない。どの人も結構スキだけど、静蘭はちょっと違う感じ。
    強くて弱い。でも、弱さを知ったから、ここんとこずっと悩んで凹んであがきまくってるけど、自分で考えて選んで進もうとしてるんだと思う。まぁ、今までが今までだっただけに、冷ややかな目で見る人も多いけどでも、周りはちゃんと見抜いてる。それに、そんな静蘭だから、できることもある。過去の産物全てが無駄なわけじゃない、はず。

    自分の大事な人やものを守るのはきっと大変なことだけど、大事な人の大事なものまで守るのは、もっと難しいと思った。そうじゃなきゃ、本当に大事にしてるとは言えないんだろうけど。

    それに、この物語は完璧が素晴らしいとは言ってないよね。転んでも、迷っても、間違っても、前に進むって信じてくれてる人がいる。

    劉輝は、間違えて、分からなくて、縮こまって、一番人間らしい感じ。
    本て、一方的に読みがちだけど、この本はちゃんと色んな人の心情を追いながら読みたいなー。

  • 「先を行く」大人達のケジメの取り方がカッコイイ!シリーズ中最も心動かされたかも・・・って下巻まだ未読だけど。次でいよいよ完結!

  • いよいよ最終巻の前編。王の官吏として、懸命に蝗害対策に奔走する秀麗。対する王は一切全権を門下省長官の旺季に委任し、沈黙を守っていた。この巻では縹家の誇りを持つ瑠花がかっこいい。最後に羽羽と一緒に逝くところは感動。その異能の縹家に入り、命を縮めることもものともせず、がむしゃらに突っ走る秀麗に比べて王劉輝のふがいなさ。後編で挽回するらしいのだがどうなることやら。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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