シュガーアップル・フェアリーテイル銀砂糖師と緑の工房 (角川ビ-ンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044550448

感想・レビュー・書評

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  •  前回のラストからシャルがピーチ姫状態に。しかし、結局はシャルなので、あまり囚われている感は少なかった。もちろん、アンと接触禁止令が出たり、羽を痛めつける罰があったりしたが、シャルはあんまり気にしていない。
     命令を無視してアンに会いにいったり、「お願い」は一切聞かないシャルの姿は1巻を思い出す。そう考えると、シャルは大分アンに優しくなった。
     工房で働くアンは一生懸命で、前作より安心して見れる。工房の人達も「家族感」があって、ラスト付近は楽しそう。
     ジョナスは遂に登場しなくなってしまったが、代わりにブリジットが今後のトラブルメーカーになるんだろうか。すでにトラブルメーカーっぽいけど。

  • 積読中です。

  • 第四巻。本当に面白くて今まで出たシリーズをセットで買っちゃった。今回のシャルにも惚れちゃった。「待ってる。」だだこの一言だけでもう愛しくてどうしようもないよ><第四巻を読み終わっても、やっぱりブリジットは好きになれないな。彼女もかわいそうだけど。残念。

  • ペイジ工房で、オンナノコだけどアンが受け入れられて仲間になっていくのが嬉しい。
    雪の塔が本当に綺麗だろうな。

    ブリジットはすごくオンナノコっぽいオンナノコで
    苦手だけど、もう少しアンもこういう可愛げ(?)
    があってもいいくらいストリクトですね。
    シャルがちょっとずつ恋心を自覚してるのもよし。

  • タイトルの「緑の工房」って、ペイジ工房ですけど、あんまり緑っていうイメージはしなかったかなぁ。緑=ブリジットってことなんでしょうけど。

    ブリジットに使役されることになったシャルを取り戻すためにペイジ工房に乗り込んだアン。ペイジ工房の皆様方が一癖はありますけど、みんないい人ばっかりで、ラドクリフ工房の嫌なところを見てきた私的にはほっとしました。

    シャルは取り戻したけど、最後にブリジットが話している相手がすっごく気になります。

  • 思った程悪い展開にはならなかったから、そこはほっとした
    伯妖みたいな展開にはそうそうならないか

    ミスリルが言うところのアンのかかし頭が発揮されて、向こう見ず具合が若さゆえなところだと分かっていても、馬鹿だなぁと思わずには居られなかった
    工房の人達が優しい人達ばっかりでよかったよね、ほんと

    それにしても緑どこいったってくらい白のイメージしか残らなかったんだけど・・・ブリジットの目とアンの砂糖菓子だけだよね、緑色だったの
    あと、雪の塔が予想と大分違った 挿絵のは、あれじゃぁクリスマスツリーだよ?
    挿絵とイメージがなかなか合わないから困る キャットも彼の性格からうけるイメージと挿絵のイメージが全然合わないし 残念ながら挿絵と相性がよくないようだ
    一方で、シャンがアンの元に戻ってきて泣いちゃうミスリルとか可愛い
    それからナディールと、あとヴァレンタインも結構好き、ってかペイジ工房の職人さん達のキャラ結構好き 
    エリオットの好感度は少し上がったよ アンの呼び込み方はやっぱ卑怯だけど

    そして、作者さん、次に引っ張るという技を身に付けましたね
    でも前作より区切りいいし、もう眠いし、続きはおきてからにしよう

  • 4冊目にして初めて陰湿なイジメのない安心して読めるお話にwペイジ工房のみんながいい人ばかりでよかった!シャルが一人でモエモエしてるのが大変萌えます。ブリジットは可哀想だけど同情はできない。

  • とりあえず前から続いたお話の終結。そして次巻への続き。ブリジットが一番人間臭いのかなぁと思いながら読んでみました。

  • 再読中。
    今度は仲間に恵まれて、良かったね。
    シャル、そろそろラブに気づいて欲しいよ(笑)

  • 読み直し計画4冊目。

    歴史とか伝統を守り継いでいくことってすごく大事だし大変なことだと思う一方でそういうものに縛られて結果廃れてしまう、捕らわれすぎて身動きできなくなってしまうっていうのもあるんだよな、としみじみ思った。

    後世に残しつつも新しいものを取り入れていくことってどんな分野においても言えるけれど本当に難しい。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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