5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 224
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046042453

作品紹介・あらすじ

「10年後、消える仕事、残る仕事を考えなさい」
という課題を出された中学生のミーンさんと4人の仲間たち。

「ちょうどわたしたちが社会に出るころ、AIのせいで仕事がなくなるってホント!?」

そこで5人は、とある研究所での「未来のハローワークVR体験ツアー」を通じて、
将来の仕事や働き方を体験することに…。

未来のハローワーク体験によって自分がどんな仕事につけるのか、
そのためにはどんな勉強をしていけばいいのかがわかる、
まったく新しい未来体験にでかけよう!

感想・レビュー・書評

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  • ティーン向けの未来(2029年辺り)の仕事像

    ある種の近未来小説で、より実現的具体的な日本の様子が伺えて興味深い。
    ティーンには必要な勉強科目や将来必要とされる仕事や職種について、
    既に働いている人にもAIや将来設計について考えるきっかけになる

  • AI等最新の情報を取り込んだ将来に思いを馳せることが出来るので、中学生にお薦めです。
    こういった本を読んでたら、多分ちょっと無理してでも理数系の学科に行っていたんじゃないかと思ったりする。

  • ティーン向けの職業読本。
    中学生くらいになると進路や将来の目標などの希望を求められるようになる。
    そんなとき、やはり考え方のベースとなる職業に関しての知識がないと何をどう考えればいいかわからないのでは。
    この本は字が大きくとてもとっつきやすいし、ストーリーもので読み進めやすく、また登場人物のネーミングなど配慮されていて、余計なことに頭を使わせない。
    AIの登場による職業への不安といういまもっともキャッチーなテーマを扱いつつ、各人の個性に応じた仕事選びの考え方もきっちり押さえるという、なんてパーフェクトな一冊!
    10年後、またはそれ以降の未来のことをテーマにしているだけに、変なSFにもなりかねないところを、この本においては、わからないことはわからないとハッキリ言っていて、現在でこういう予測ができるんじゃないか、というスタンスで丁寧に登場人物に語らせている。
    将来のことを考え出さねばならない中学生に、ぜひおすすめしたい。

  • ハローワークの仕組みは今一つ分かりにくかったけど、全体的にものすごく興味深かった。息子用に借りてきた本をまさか私が食い入るように読んでしまうなんて。

  • AIに仕事を取られちゃうって思うと、ヒヤヒヤするけど、逆に人材不足の世の中の救世主でもあるわけで。人間らしさが活かせる仕事に磨きがかかることを願ってやまない

  • 子供達が職業を選ぶ時に、知っておいた方が良い内容だった。

  • パターン分けしてて、わかりやすかった

  • 深川市立図書館 古川

  • SF風味の、読む近未来ハローワーク。
    自分の可能性や得意な物を考えて調べてから、進路を選ぶことが、反対に未来を広げるんだなと目からウロコでした。

    2019現在のAIには何が出来るかや、何を研究しているかを紹介。

    数学と外国語は、勉強しとくべき…というのはわかった。


    ぜひ、中高生の人に読んで欲しいな!

    本文より、自分と重ね落涙せずにいられなかった一部抜粋
    ・非正規の大部分が女性
    ・安い給料で何年も働いて、仕事を取り上げられる
    ・法律や政策が変わらないと、こんなふうになる

    爆涙;;

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著者プロフィール

図子慧一九六〇年、愛媛県生まれ。八六年「クルトフォルケンの神話」で第八回コバルト大賞を受賞しデビュー。ライトノベル、一般文芸書を多数執筆。主な著書に『アンドロギュヌスの皮膚』『ラザロ・ラザロ』『愛は、こぼれるqの音色』『5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク』など。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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