自閉症の僕の七転び八起き

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 145
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046533463

感想・レビュー・書評

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  • 幼児が褒められるようなことで褒められてもうれしくないと、障害者本人が口に出す機会は、今迄あまりなかったのでしょう。特別支援教育に携わる人みんなに読んでほしいと思います。
    「よかれと思って」やっていることのあれこれを見直す機会になるでしょう。

  • 褒められることについての記述は、私も感じていたことだ。

  •  なるほどなあと思うことが多い。
    世界に一つだけの花になりたいのでなく、世界にたくさんさいている花になりたいというところになるほどなあそんなふうに考えたことなかったなあと思った。たった一つのとびぬけた価値でなく、友だちや仲間や家族と共に花を咲かせて生きていきたいという気持ちを感じた。
     人の顔を見分けるのが苦手で、自分の顔にしわがあるだけでわからなくなったというくだりを読んで、やはりそうか、しかしそこまでわからないのかと衝撃だった。
     たくさんの付箋を入れながら読んだが、図書館の本だった。どこかにメモしておこう。

    • 路傍の花さん
      同感です。参考になる書評をありがとうございます。
      同感です。参考になる書評をありがとうございます。
      2015/09/20
  • 図書館で借りた本。
    タイトル通り、重度の自閉症の著者が、自分の気持ちや考えを書いてある本。
    状況に応じて挨拶をすることが難しかったり、予定を変更することが難しかったり、なぜそれらが難しいのか、書かれていて、普段自分たちが何気なくやっているそれらの事に関して、なぜそうなるのか考えてみた。
    けど、少し考えたぐらいで答えは出なかった。
    自閉症でもその他の障がいがあっても、なくても関係なく、自分が幸せだと感じるかどうかは、自分次第なんだね。

  • これは、読みやすい。
    すーっとイメージできるし、そうかそうかと驚きもある。

    誰もが特別じゃないし、誰もが大切な存在。だから、みんな一緒に生きていける世の中がいいなぁ。まずは、学校がクラスがそうならなくては!

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著者プロフィール

1992年生まれ。重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』が現在30か国以上で翻訳され、世界的ベストセラーに。

「2020年 『世界は思考で変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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