万葉集 隠された歴史のメッセージ (角川選書 470)
- KADOKAWA/角川学芸出版 (2010年7月23日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047034709
作品紹介・あらすじ
現代の私たちにも深い感動を与えてやまない『万葉集』は何のために編集されたのか、どのような姿の"書物"であったのか。「かな」発明以前に、漢字を用いて"やまと歌"を書くための技術をどのように開発し、それが"やまと歌"にどのような広がりを与えたのか。万葉歌人の歌の魅力を堪能しながら『万葉集』の全体を通覧する。平安時代から鎌倉時代に作られた書の名手による『万葉集』の古写本の美しさについても伝える一冊。
感想・レビュー・書評
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【読了メモ】(140615 14:39) 小川靖彦『万葉集 隠された歴史のメッセージ』/角川選書/2010 Jul 25th/ずっと手元に置いて、気になる章をつまみ食いする楽しみ方をしたい本。章ごとに切り口がちがって面白かった。文字に関する章が今回の大ヒット。
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万葉集から歴史を捉える―――標目の立て方に注目し、持統天皇の正統性を裏付けるために編集されたという考察に圧倒される。雄略天皇の御製が冒頭を飾るのは何故か?皇統の始祖だからである!
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万葉集の書物としてのなりたち、歌の背景などについて、分かり易く解説されています。
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