公務員ムダ論――不況時代の公務員のあり方 (角川oneテーマ21 C 180)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047102132
感想・レビュー・書評
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速読の練習用に借りた本です。
感想を述べる気にもならない駄作。
机の上にあった資料を参考にして書いたようなもんです。
国や地方の借金がとてつもない金額あるから公務員の人件費を下げないといけない。
と、主張するのですが、新規の施策への対応に追われる公務員の業務や現在も続く恒常的な残業やそれらの残業は多くはサービス残業となっていることなど、この作者は恐らく知らないんだろうなと思います。
外国との比較なども一切ありません。
公務員が公僕であると同時に労働者であることの視点を欠いたチョー駄作です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み進めると気分が悪くなってくる。本書の内容が本当であれば、改善してもらいたいものだ。ただ、自分が公務員であったならば、自分の環境を守ろうとするだろう。公務員を見る目が変わってしまう。他人事でもあるし自分事でもある。関わり方が難しい。
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公務員の実情を知るには勉強になる。
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日本の税収が大幅にダウンする中で突出して目立ってきているのが公務員人件費。民間企業であれば業績に応じて賃金カット、賞与カットがなされるにもかかわらず、それをされないのが公務員。2010年度決算では税収の40%が人件費にもっていかれる。公務員お得3セットと称される高価な退職金、安定的な年収、恵まれた共済年金。パブリックセンターも含めれば1000万人を数える公務員。巻末には著者独自の不況時代の公務員のあり方、今後の提案が示されている。危機に瀕している日本を救うのは公務員。まずは隗より始めよである。
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具体的な自治体の事例の紹介は面白かった。自治体によって、職員数の割合などが大きく違うのだということが改めてわかった。ただ内容は公務員の人件費カットの一点張りであまり参考にすべきところがなかった。職員の数を減らし、人件費もかけずにすむようにもっと根本的なところを考えていかねば真の公務員改革にはならないと思う。
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結論ありきで書かれているような感はあるが、真っ当なことが述べられている。
終章で鳩山政権のネックを予測しているが、まさしくそれらでつまづいてしまったようで… -
非常に短絡的で雑な(子供っぽい)文章。
例えば、何の脈略もなく「公務員はとにかくムダ遣いであり、お役所仕事であり、経済の悪化に鈍感である。」なんていうことを言い始める。
あまりにもひどいので、誰が書いているのかを確認したところ、大学法学部の教授らしい。また、テレビ・ラジオにおける鋭い政治分析でファンが多いらしい。
僕はこの本を読んでいる時間の方がムダだと思いました。