黒鷺死体宅配便スピンオフ 松岡國男妖怪退治(1) (角川コミックス・エース 91-19)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年1月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047154049
感想・レビュー・書評
-
最近怪奇探偵物ばっかり読んでる気がする。
スピンオフは個人的に外れが多かったんで見送ってた。
他作品の続きを読みたくて怪を買ったら黒鷺本編とはまったく別物的ノリで面白かったので購入。
この時代の笹山さんの方があらゆる意味で逞しいですな。
ナイス商魂といったとこ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2011-5-24
-
民俗学、妖怪もの好きには堪らない設定。
-
1-04巻 続
-
スピンオフとは云えどもそれ程関わりなかった。
でもあたしの好きなミステリと民俗学と妖怪的な話が融合してて面白かった。
中には矢張り気持ち悪い話も。 -
『黒鷺死体宅配便』で唐津に憑いている霊・やいちが登場するスピンオフ。
時事ネタと心霊を絡めた展開は『宅配便』と共通するものの、妖怪やフォークロアというファンタジックなものを扱っている分、こちらの方がグロ要素がちょっと薄く感じられた。まあグロいんですけど。
やいちがわりと普通の子だったのが意外。
これがどう育ったら、『宅配便』の高貴なお召し物のやいちになるんだ…。
あとがきを読む限り、そこまでの細かい設定を考えてやいちのキャラを作っているわけではなさそうだけど、せっかくスピンオフを始めたんだから『宅配便』に至るまでを描いて欲しい。 -
本編主人公に憑りついてるやいちの経緯を説明するために長くなるのでというのが作者の感想でしたが、読んでみて本編より殺人事件要素が高く結果は死者が犯人を語るので推理物でも無く。 経緯はもうちょっと短く出来る気がします。 現在全部本編に一切関係ない殺人を解決する話で、経緯に関しては一切わからず状態。 原作者のキャラを活躍させたい感じもあるので正直早く本編の確信を語ってほしいです。 読んだ感じ現時点で1話だけは少し関連がありましたがそれ以降は淡々殺人事件物。 いっそ本編で1話使うなりちょっと合間に経緯を入れればと
-
民俗学やら文学やら、色んな事に興味がでる。
-
柳田國男と田山花袋が主人公の伝奇探偵もの。他にも有名人が出てくる。それほど重厚感はないけどいろんなネタを散らして読ませる。
-
黒鷺シリーズを読むのは諸事情に寄り途中で断念しておりましたが、今回スピンオフは柳田國男氏が登場するというので、ついつい買ってしまいました。
黒鷺読んでへんでも充分楽しめます。大塚さん、サイコー!