- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047268319
感想・レビュー・書評
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みなさんは、専門家になるための、もっとも効率的な読書法をご存
知ですか?
それは、自分の専門分野に関する本を、30冊以上読むこと。
ちなみに土井は、マーケティングに関して、これまでに500冊以上、
読み込みました。
これと同様のことを説いているのが、本日ご紹介する『エジソン脳
をつくる「脳活」読書術』の著者、西田文郎さん。
西田さんは、北京オリンピックで金メダルに輝いた日本女子ソフト
ボールチームをはじめ、さまざまなプロスポーツ選手を、メンタル
面から支えてきた人物。
成功を前にして臆してしまう人間心理、成功以前に自己の可能性を
閉ざしてしまう人間心理を知り尽くした、スポーツメンタルトレー
ニング分野の第一人者だそうです。
本日ご紹介する『エジソン脳をつくる「脳活」読書術』は、天才・
エジソンの脳の使い方と、ひらめきを起こすためのしくみを学び、
能力開発に役立てようというコンセプト。
途中からどんどん読書と離れていってしまうのが玉に瑕ですが、自
己啓発書として読めば、なかなか興味深い内容。
われわれの成長や学習を妨げる脳のしくみがよくわかります。
一時期、ビジネス書読者を揶揄するような本や記事が流行った時期
がありましたが、正しく読み、活用すれば、読書は必ずリターンを
もたらしてくれる、というのが土井の考えです。
『小倉昌男 経営学』と本書を併せて読めば、読書がどれほどのリ
ターンをもたらすのか、読書しないことがどれほど愚かなことなの
か、実感するに違いありません。
本を読んで知識を蓄え、理論武装をしておくことは、成功者になる
ための最低条件
「努力すれば成功するのではなく、ひらめきが重要なのだ。1%の
ひらめきを得るために、99%の努力をしているのだ」──これがエ
ジソンの言葉の、真の意味だったのです
読書は、情報を脳に送り込んでいるだけの作業です。それを生かす
か殺すかは、あなたが、行動=出力するかどうかにかかっています
エジソンは男性ですが、右脳でひらめいて、左脳で実験をして詰め
ていくという、女性のような脳の使い方をしていました。つまり、
女性型の、プロセス思考型の脳の持ち主だったのです
知識がない人は、その程度のレベルでしか、仕事をしていないので
す。知識の低さは、間違いなく、意識の低さから起こっています
思考を変えようとしたらまず、右脳の「イメージ」と、大脳辺縁系
が司る「感情」を変える必要がある
本当のプロは、結果を出すことに、異常に厳しい人間
◆人は、大きく次の3つのタイプに分けることができます
1.言われたこともしない人
2.言われたことしかしない人
3.言われたこと以上のことをする人
左脳で“分かった”と思っていても、感情の脳がそれを納得してい
ないうちは、本当の意味で理解できている状態ではありません
ひらめきが起こった時に、その着想をメモにとっておく
ひらめきが1回起こったら1億円だと思え
過去の失敗体験にあなたの人生は引きずられる
成功できないソフトを持っている人にとって、有効な方法が、「か
もの法則」
「俺は天才かも」、「俺は実はやればできる人間かもしれない」と
いうイメージができれば、結果的に「勉強してみよう」という行動
が起こる
人間は、入力して行動し、自ら確認しないと、「やっぱり自分は無
理だ」と思ってしまいます。ですから、学習したら──情報が入っ
たら、すぐに実践、行動することが重要なのです
いつまでも、「正しいと思わない人間」だけが、素晴らしい商品を
作り続けることができ、アイデアを出し続けることが、できる
人間が成長していこうと思えば、今までの自分を否定するような情
報を、入れていかなければいけない
◆目次◆
第1章 エジソン脳を科学する
第2章 なぜ成功者は本を読んでいるのか?
第3章 本は3冊同時に読め!
第4章 なぜ成功者は、爆発的に行動できるのか?
第5章 不安、恐怖、悩み、スランプに立ち向かう脳を作る
第6章 成功なんて、自転車をこぐより簡単詳細をみるコメント0件をすべて表示