まおゆう魔王勇者 (2) 忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047269941

感想・レビュー・書評

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  • 第2巻は小麦を巡る話と、魔王軍の各種種族をまとめる話が中心。前者は経済の話を持ち込んでおり、後者はいわゆる会議ものであり、どちらもファンタジーではあまりない話なので面白いなぁ、と感じました。その要素が物語にきちんと合致しているのも良いです。

    巻末の対談を読むと、この物語を作りにあたって作者が考えている事が分かって興味深かったです。

    続きも楽しみながら読み進めたいです。

  • なかなか面白い

  • 前巻の最後で南部3か国は聖王国を中心とする中央諸国と袂を分かつことになり、更にはこの巻の序盤で宣戦布告される状況にまで発展します。
     一方南部側は魔王不在の状況でこれに対処しなくてはならず、そこで冬越し村で魔王から教育を受けた子弟達が南部3か国で重要な役割を果たしていくのですが、彼らが魔王から教えられた知識だけでなく、それぞれ独自の上積みを重ねて成長していく所が立派でした。

    勇者達サイドの方でもかつての勇者パーティーのメンバー、女魔法使いが登場して、その桁外れの魔法もさることながら、周りのペースを崩しまくる不思議ちゃんぶりで勇者達の中に入り込んできます。

    そして今回最もストーリーで大きな役回りを果たしたと言えるのが青年商人で、先物取引システムなどを駆使しつつ小麦を買いあさって小麦の価格を操作し、国々の物流や、中央諸国による南部侵攻などに多大な影響を与えるというスケールの大きさを見せてくれます。

  • いまだ経済学な展開。恋愛模様もゆるゆるすすむ。みんなで温泉旅行のシーンがいい感じ

  • 「5」にまとめる。

  • 魔王に想定外のピンチが‼?
    台本形式のこの作品は話の進みが早く感じる。とても良いところで終わるなで次巻も期待!

  • 商人のしたたかさが光っていた気がする
    師弟トリオもしっかり一人立ちしてるし
    主人公たち以外がすごく活躍していて嬉しい

  • 農業の話だった1巻に続き、今回は経済がメイン。
    青年商人が本格的に活躍(暗躍?)を始める。

  • 魔王,魔界の族長たちを緊急招集.
    モテモテ勇者に第三の女が.
    青年商人の仕掛けるマネーゲーム.
    そして魔界の秘密が….

    面白かったよ.
    経済関係の本って言ったほうがいい話だよね.
    魔王とか勇者とか言ってるけど.

  • 面白い。
    いろんな人が各自の立場でうごめいている。
    トムクランシーの作品のようにパラレルに話が進んでいるが、これを破綻させずに進める作者の力量はすごいと思う。
    ただ、勇者にはもう少ししっかりしろと言いたい。

    第3巻は人間同士の戦争になるのかな?
    どのような展開となるのか、楽しみ。

著者プロフィール

『まおゆう魔王勇者』原作。

「2018年 『ログ・ホライズン 西風の旅団 11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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